2025年5月1日、天橋立に新たなブティックホテル「mizuya」がオープン
京都府北部・宮津市、ここは日本三景の一つである天橋立が広がる美しい街。この地に、福祉施設のリノベーションを経て新たにオープンするブティックホテル「mizuya」が、2025年5月1日、万を期して開業します。古からの港町である宮津は、文物の交流の歴史を抱えた場所であり、この地の魅力を宿泊体験として昇華させています。
「mizuya」の背景とコンセプト
「mizuya」の名前には、古来よりこの地域が持つ歴史的背景が反映されています。この宿は、中国大陸や朝鮮半島から京へと文化が流入した玄関口であり、その豊かな歴史と文化を新たな視点で再解釈しています。宿名には、寺社の参詣口にある「手水舎」や茶室の「水屋」という意味が込められており、人々が息を合わせ、心を癒す場であることが意図されています。
宿泊空間の魅力
mizuyaは、宮津市が保有していた50年を超える歴史を持つ福祉施設を改装し、快適な空間を整えました。全9室の客室は、30㎡から46㎡の広さを有し、ゆったりとした滞在を約束します。また、館内には、ラウンジの他、カフェ&バー「菓寮 浮雲」や完全予約制のプライベートサウナが設けられており、訪れる人々に至福の時間を提供します。
これらの空間は、建築家の天水義敬、アートディレクターの清水彩香、スタイリングの堀正樹と、地元の和紙職人・ハタノワタルなどの作品が融合した美しいインテリアが特徴です。
「菓寮 浮雲」のお食事体験
併設のカフェ&バー「菓寮 浮雲」では、丹後の風土を感じる料理が楽しめます。「円卓」の庄本彩美が監修したばら寿司をイメージした御膳や、葉山の小島直子による自然をテーマにした和菓子とお茶のペアリングなど、地元の素材を活かしたメニューが用意されており、訪れる人々の心を満たします。
アクセスと宿泊予約
宿の所在地は、京都府宮津市字鶴賀2085番地。JR宮津駅から徒歩5分という好立地で、京都市内からも電車で簡単にアクセス可能です。公式サイトでは、宿泊の先行予約が開始されているので、ぜひこの機会に「mizuya」での特別なひとときを計画してみてはいかがでしょうか。
完成した「mizuya」でしか味わえない体験
様々な要素が融合した「mizuya」は、ただの宿泊施設ではなく、文化と歴史を感じるライフスタイルの提案とも言えるでしょう。日本三景・天橋立の美しさを背に、特別な宿泊体験をぜひ見つけてください。公式サイトや公式Instagramで最新情報もぜひご確認ください。