『山岳新校』始動
2022-09-17 14:02:55

奈良・奥大和地域で新しい学びの場『山岳新校』が始動

奈良・奥大和地域に『山岳新校』が誕生



奈良県の奥大和地域に、地域の衰退問題に取り組む新たな学びの場『山岳新校』が設立されることになりました。このプロジェクトは、地方移住の意義や人々の生き方を再考する場として期待されています。

背景と目的


現在、働き方改革やコロナ禍の影響で地方への移住が注目されています。伝統的な暮らしと豊かな自然が残る奈良・奥大和ですが、人口減少や高齢化の問題が深刻化しています。このような中で、奈良県立大学の堀田新五郎教授が提唱する「撤退学」の理念を土台に、地域の活性化を目指す教育プログラムが誕生しました。この取り組みは、地域が直面している問題に対し、新しい視点で解決策を提示するものです。

多様な教育プログラム


『山岳新校』では、3つの教育プログラムが予定されています。
1. みちのり(2022年10月開始)
- 期間中に、学びのコミュニティの形成を目指します。人文地区の図書館運営者などとの対話を通じて、生き方や働き方を探る試みがなされます。
2. 山學院(2022年12月開催)
- 様々なアプローチで“やってみる”ことを重視し、参加者同士で創造性を発揮し合う場です。宗教学者を招いてのセッションも予定されています。
3. 芸術学校(仮)(2023年度実施予定)
- 伝説的な美術学校「ブラック・マウンテン・カレッジ」から着想を得た教育プログラムで、芸術における新たな視点を提供します。

各プログラムは、参加者との対話を大切にしながら進められます。

シンポジウムの開催


プロジェクトの概要や参加方法についてのシンポジウムも開催されます。堀田教授と島根大学の作野広和教授の対談を皮切りに、各プログラムについて詳細な説明が行われます。このシンポジウムは、2022年9月23日に青山ブックセンターで実施される予定です。

参加者の声


新たなプログラム参加者からは、「地域の課題解決に向けて実践的な学びを得る機会に大変期待しています」との声が寄せられています。『山岳新校』は、地域活性化の核となる取り組みとして、注目の集まる学びの場です。

まとめ


『山岳新校』は、奈良・奥大和地域に新たな学びの風をもたらそうとしています。地方の魅力を再発見し、地域と共に成長する場として多くの人々の参加が期待されています。今後の展開に目が離せません。

会社情報

会社名
公立大学法人奈良県立大学地域創造研究センター
住所
奈良県奈良市船橋町10
電話番号

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