全国一斉ランチ「BIKKURI LUNCH 2026」開催のお知らせ
一般社団法人和栗協議会が主催する「BIKKURI LUNCH 2026」が、2026年11月16日(月)に全国約50箇所で開催されることが発表されました。このイベントは、和栗という日本の伝統食材を通して、食と人とのつながりを再発見し、地域の生産者や食文化への理解を深めることを目的としています。農林水産省も後援しているこの企画を通じて、「食べること」がどのように私たちの生活と自然環境に関わっているのかを考える機会を提供します。
和栗を通じて見えてくる農業の現状
縄文時代から日本人に親しまれてきた和栗ですが、ここ20年で生産者数の減少が顕著です。和栗農家の減少率は40〜60%に達すると言われており、その背景には高齢化や担い手不足、産地の縮小などの構造的な課題があります。このままでは、里山や森が手入れされず、それに伴う生態系への影響も懸念されています。「BIKKURI LUNCH 2026」は、全国各地でこの現実を共有し、和栗を通じて地域の課題に目を向けるきっかけを作ろうという試みです。
イギリス版「The Big Lunch」からインスピレーション
本イベントは、2009年にイギリスで始まった「The Big Lunch」をモデルにしています。食を通じて地域の絆を深めるこの取り組みは、2023年には2,000万人以上が参加しました。日本版としてアレンジされた「BIKKURI LUNCH 2026」は、東京・東急プラザ原宿の「ハラカド」をメイン会場とし、全国各地のサテライト会場と連携して同時に「いただきます」を行います。
メイン会場の進行役は著名アナウンサー
イベントの進行を担当するのはフリーアナウンサーの竹内由恵さんで、当日は各地の参加者の様子をオンラインで共有しながら、鈴木憲和元農林水産大臣の発声で一斉に「いただきます」を行います。この瞬間は、全国が一つの食卓に集う象徴的なシーンとなるでしょう。また、当日は和栗の食文化を未来へつなぐ新しい取り組みとして、「2050年に残したい栗のひと皿」の企画や、栗の生産を支える「栗の木オーナー制度」についても発表が行われます。
専門シェフによる特別な和栗コース料理
メイン会場のハラカド7階テラスでは、特別な和栗を使用したコース料理が提供されます。雑誌でも多数取り上げられた著名シェフたちによる料理は、栗の新たな側面を発見させてくれることでしょう。シェフの辻大輔氏、松本一平氏、江森宏之氏、竹内孝弘氏が手掛けるメニューは、素材としての栗の豊かさを引き立てる独自の味わいが楽しめます。
また、飲み物にもこだわり、栗を使ったお茶やビールも新たな楽しみ方として提案されます。仄香ばしい「WAGURI TEA」や、独創的な栗ビールなど、他では味わえない体験を提供します。
和栗を日常に楽しむランチボックス
さらに、3階の「HOW’z」では、和栗を取り入れたランチボックスが販売されます。シェフ達の手によるパンやおむすびを使ったこのランチボックスは、日常的に和栗を楽しむための良い機会となるでしょう。フランスのパンコンテストでの受賞歴を持つ谷口弘樹シェフが監修した特別なベーカリーランチボックスは、和栗の新しい魅力を引き出します。
地元の生産者や学校との連携
イベント当日は、各地の生産者や地域飲食店、さらには学校なども参加が予定されており、地域それぞれのスタイルで和栗を楽しむ食体験が展開されます。静岡県庁からは鈴木康友知事が登壇し、地域の取り組みを紹介する予定です。
イベントの詳細
「BIKKURI LUNCH 2026」は、2026年11月16日(月)12:00~13:00に開催されます。メイン会場は東急プラザ原宿「ハラカド」で、全国から約50箇所が参加予定です。また、当日の様子はYouTubeでもライブ配信される予定で、多くの方々にその様子を届けることが期待されています。
詳しい情報や参加募集については、公式サイト(
waguri.org)をご覧ください。