シドニー新拠点
2025-06-02 11:26:46

小田急電鉄がオーストラリアのシドニーで新たな商業拠点を開発

小田急電鉄がシドニーに新たな商業拠点を開発



小田急電鉄株式会社がこのたび、オーストラリア・シドニーにおいて一際目を引く新たな商業拠点の開発に参画することが発表されました。このプロジェクトは、同社の現地法人である小田急オーストラリアを通じて実施され、シドニーで最も高いオフィスビルに共同出資を行うものです。

高層オフィスビル「180 George Street」



この共同出資により小田急電鉄は、2022年に竣工した高さ263mのプレミアムグレードオフィスビル「180 George Street」の一部持分を取得します。ビルは地上53階、地下2階の構造を持ち、多くのIT関連企業を始めとするグローバル企業が入居しています。また、低層階には商業施設や広場も併設されており、訪れる人々や働く人々にとって魅力的な空間となっています。

シドニーの中心部であるサーキュラー・キーに位置するこのビルは、主要な交通機関の駅にも近く、非常に便利な立地です。周辺にはオペラハウスやハーバーブリッジ、ザ・ロックスなど著名な観光スポットが点在しており、観光客にもビジネスパーソンにも愛されるエリアとなっています。

新しい価値の創造



小田急グループは、経営ビジョン「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業に向けて~」を掲げており、地域の持続可能性に貢献しながら価値を創出していくことを目指しています。国内では主に小田急沿線に注力しつつも、安定した経済成長を誇るオーストラリアでも不動産賃貸や宅地開発を通じた事業拡大に取り組んでいます。

シドニーでは、2023年からオフィス「60 Margaret Street」への共同出資を行っており、このプロジェクトでは施設の改修を進め、物件価値の向上を図っています。在宅勤務やハイブリッド勤務が普及している中で、立地の良いオフィスへの需要は依然として高いです。これにより、不動産賃貸収入の安定的な獲得が期待されています。

海外の不動産市場においても、小田急の知見を活かし、地域価値創造に貢献する姿勢を忘れてはいません。今後もシドニーをはじめとするオーストラリア市場における情報収集やノウハウの蓄積を進めていく所存です。

今後の展望



オーストラリアの不動産市場は今後も成長が見込まれており、特にシドニーのようなビジネスと観光の中心地では人流の増加が期待されています。小田急電鉄としては、これらの動向を踏まえた上で、さらなる事業拡大や投資を続けていく考えです。

このプロジェクトが成功すれば、小田急の国際的な存在感がさらに高まることが期待されており、シドニーにおけるビジネスの新たな拠点として、多くのビジネスチャンスが創出されることでしょう。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
小田急電鉄株式会社
住所
東京都新宿区西新宿2丁目7番1号(受付:6階)
電話番号

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