札幌市営地下鉄でクレジットカードによる新サービスが開始
札幌市営地下鉄は、2026年3月26日より「クレカ乗車」という新しい乗車サービスを開始します。これは、クレジットカードやスマートフォンを使ったタッチ決済で、乗車料金の上限を設定し、一定額に達した場合以降の乗車が無料になるというものです。
この新しいサービスは、2025年11月や12月、そして2026年3月に行われたキャンペーンにおいて、利用者から好評を得たため、正式導入されることになりました。これにより、札幌市内の地下鉄利用者は、チケットを事前に購入することなく、スムーズに乗車を行えるようになります。
上限運賃サービスの詳細
「クレカ乗車」の利用者は、各日での乗車料金が蓄積され、平日には830円を、土日祝日や年末年始には520円に達することで、その後の乗車料金が発生しなくなります。これにより、例えばドニチカキップのような磁気乗車券の使用が減少し、環境への影響も軽減されることが期待されています。
注意点
このサービスは札幌市営地下鉄の専用であり、他の交通機関においては使用できません。また、複数のデバイスを使った場合、それぞれの利用料金は別々に計算されるため、注意が必要です。さらに、小児料金や福祉割引は適用されないため、大人のみが対象になります。
改札機の増設
「クレカ乗車」サービスの普及を目指し、札幌市交通局は主要駅に新たに改札機を増設します。位置はさっぽろ駅、大通駅、すすきの駅など、多くの利用者が訪れる駅が対象です。2025年12月から、この改札機が順次稼働を開始する予定です。
| 駅名 | 通路数(開始前) | 通路数(開始後) |
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| さっぽろ駅 | 4 | 8 |
| すすきの駅 | 3 | 4 |
| 大通駅 | 3 | 6 |
このような取り組みを通じ、札幌市の公共交通機関の利用促進を図り、顧客にとってより快適な移動手段を提供します。
各社の役割
このプロジェクトには、複数の企業が携わっています。「札幌市交通局」は現場運用の統括を行い、「三井住友カード株式会社」「株式会社ジェーシービー」はクレジットカード決済の導入を支援します。さらに「日本信号株式会社」はタッチ決済が可能な改札機システムを開発し、「QUADRAC株式会社」は交通業者向けの決済プラットフォームを提供するといった形でそれぞれの役割を果たします。
このように、様々な企業と行政が協力し合うことで、新しいサービスの導入が進められています。この「クレカ乗車」サービスが、札幌の市民や観光客にとって、より便利な移動手段となることを期待しています。