東京藝術大学が未来のアートを探る芸術未来研究場展を開催

東京藝術大学「芸術未来研究場展」開催のお知らせ

東京藝術大学の「芸術未来研究場」は、2023年度に設立され、今年で3年目を迎えました。今般、これまでの研究活動と成果を発信するための展覧会を開催することが決定しました。この展覧会では、アートの価値を再認識し、今後の社会の形成に向けた多様なアプローチを模索することを目的としています。

展覧会の概要

- 会期: 2025年11月21日（金）から11月30日（日）まで
- 時間: 10:00〜17:00（入館は閉館の30分前まで）
- 会場: 東京藝術大学大学美術館本館1-3Fや藝大部屋など、複数の会場で行われます。
- 観覧料: 無料

この展覧会では、アートの力が未来にどのような影響を与えるのかを考える貴重な機会となります。展覧会期間中は、トークセッションやワークショップも開催される予定で、参加者が直接アートに触れ、自分自身の意見を交わすことができる場が提供されます。観覧だけでなく、さまざまなイベントへの参加もお勧めです。

芸術未来研究場とは？

「芸術未来研究場」は、単なる研究施設ではなく、大学、企業、自治体、市民など多様なプレイヤーが集まり、未来のアートを共に考えていく場です。東京藝術大学は、従来の芸術教育に加え、社会と連携しながら新たな表現を模索し続ける教育研究機関として、アートの未来を形づくる役割を果たしています。この研究場では、アートが人々の生活にどのように寄与できるかを検討し、アートの力によって社会の未来を明るくすることを目指しています。

6つの研究領域

1. アートDX: デジタル技術やICTを活用した教育研究
2. ケア&コミュニケーション: アートを通じた地域福祉の推進
3. クリエイティヴ・アーカイヴ: 多様なアート表現の保存と新たな創造
4. キュレーション: アートと社会の関係性を紡ぐ人材育成
5. 芸術教育・リベラルアーツ: 幅広い対象にアート教育を拡げる取り組み
6. アート×ビジネス: 芸術産業の創出と発展を目指す事業化

参加アーティストとプロジェクト

展覧会においては、各研究領域に基づいたさまざまなアーティストやプロジェクトが紹介されます。特に注目されるのは、「I LOVE YOU」プロジェクトや、地域コミュニティと連携したアートの取り組みです。これらのプロジェクトでは、アートが持つ力を通じて人々の心を豊かにすることを目指しています。展覧会を訪れれば、芸術の奥深さやその力が直に体感できるでしょう。