新型AI配筋検査端末「Field Bar FB-200」のレンタルサービス開始と展示会情報

新たな建設業界の道具、AI配筋検査端末「Field Bar FB-200」

建設現場の効率化を図る新しい端末、AI配筋検査端末「Field Bar FB-200」が、株式会社レンタルのニッケンによってレンタル提供されることが発表されました。この最新の端末は、三菱電機エンジニアリング株式会社が2025年3月から販売を開始したもので、現場での作業を大幅にスピードアップすることが期待されています。

システムの特徴

「Field Bar FB-200」は、建設業界に特化した design がされています。特に、広範囲な検査が可能であり、湾曲面の計測にも対応しています。これは、特にトンネル内部などの複雑な構造物における配筋検査において大きなメリットとなります。

主な特徴は以下の通りです:

1. 広範囲検査: 従来の「Field Bar FB-110」と比較して、約2倍の範囲を一度の検査でカバーできます。
2. 湾曲計測モード: トンネルなどの曲がりくねった部分でも正確に配筋検査が行える機能を搭載。
3. 操作性向上: タブレット部とステレオカメラ部が分離可能で、現場に応じた柔軟な使用が実現。
4. 軽量化: 総重量が約20%減少したことで、持ち運びや取り扱いが格段に楽になりました。

この新製品は、建設現場での配筋検査を大いに省力化し、安全性を高めるために設計されています。

展示会情報

「Field Bar FB-200」は、2025年6月18日から21日まで、幕張メッセにて開催される「CSPI－EXPO２０２５（第7回国際建設・測量展）」に出展される予定です。展示会は毎日10:00から17:00まで開催されており、最終日のみ16:00までの短縮時間となります。この機会に、実際の機能を体験し、製品の詳細を知ることができます。

株式会社レンタルのニッケンは、今後も顧客のニーズに応えつつ、作業の安全性と効率の向上を目指していくでしょう。現場の改良や安全施策における新たな道具として、「Field Bar FB-200」に注目が集まっています。