UNITEによるインサイドセールス改革で商談数200%増達成の全貌

インサイドセールスの体系化で商談数が前年比200%を達成！

UNITE株式会社が株式会社電算システムに提供した支援が、営業の新しい可能性を切り開きました。商談数を前年比200%に増加させたこの取り組みの詳細を見ていきましょう。

企業紹介：株式会社電算システム

1967年に岐阜県で創業された電算システムは、情報処理サービスと収納代行サービスを主軸に、幅広いソリューションを提供してきた企業です。近年ではクラウドビジネスにも注力しており、2024年には事業拡大に伴い組織を2つの事業本部に再編するとともに、Googleパートナーとしてのビジネス推進にも力を入れています。

UNITEによる支援の背景

電算システムが抱える課題は明確でした。4〜5年前からフィールドセールスだけでは新規リードを取り込むのが難しくなり、営業効率の向上が求められていました。当初は新人育成の場としての位置付けだったインサイドセールスを、より本格的な営業の一環として再構築する必要性がありました。

UNITEによる支援が始まったのはこのタイミングです。UNITEは、コンサルティングを通じて全体設計を行ないつつ、現場での実務支援も提供し、多角的なアプローチでの改革を進めました。

成果と具体的な取り組み

その結果、電算システムは商談数が前年比200%に達成しました。これは、新たな人員を増やした成果ではなく、既存メンバーの活動の質の向上によるものです。

具体的な成果は以下の通りです。

- 月間コール数が300件から400〜500件に増加し、コールの回数が飛躍的に向上しました。
- 1回のコールで複数商材を提案する効率的なアプローチにより、商談のチャンスを拡大。
- チーム全体で目標設定を明確にし、進捗を管理することで、組織全体の意識改革も実現されました。

さらに、UNITEの支援によってメンバーが自発的に改善提案を行うようになり、組織全体のスキル向上が見られました。週次でのプロジェクト管理にもガントチャートを使用し、上流から下流までのさまざまなプロジェクトを立案しました。

今後の展望

UNITEは、この取り組みで得たノウハウをもとに、今後は他のプロダクトへの展開を目指し、事業のさらなる拡大を図っています。電算システムはUNITEの支援を通して、インサイドセールスチームの自走化基盤を構築しました。将来的には、他部門への成功モデルの展開や、マーケティングの内製化も視野に入れています。

UNITEの執行役員、相村様は「今回の協業は中期経営計画を実現するための重要な一歩でした。今後も営業組織全体の強化を続けていきたい」と語っています。

UNITE株式会社について

UNITEは「ワガママに生きる」を理念に掲げており、営業組織の構造から改善できる支援を行なっている企業です。特にインサイドセールスの導入や運用支援に力を入れており、企業の営業課題を解決へと導くプロジェクトを推進しています。さまざまな企業に対して、営業プロセスの再構築を設計から実行までワンストップで提供しており、特に東証一部上場企業グループからスタートアップまで多様な実績があります。