中小企業の採用支援を目指すWEBメディア「就活マルシェ」が始動

中小企業の魅力を発信する「就活マルシェ」

2023年11月8日、就活生のための新しいWEBメディア「就活マルシェ」が始まりました。そして、11月18日からは、株式会社CAMPFIREを通じたクラウドファンディングがスタートします。このプロジェクトは、中小企業が持つ魅力を学生に伝え、採用市場における競争力を高めることを目的としています。

「就活マルシェ」は、企業が制作した30秒のCMを掲載するメディアです。学生たちは自己分析や業界研究に基づいて企業を選ぶことが多く、特定のルールに従った選択をする傾向にあります。しかし、このアプローチでは、未知の業界への情報探索や偶然の出会いが欠けがちです。そこで、「就活マルシェ」を通じて多くの企業との出会いを提供し、選択肢を広げていきます。

中小企業は、大手企業との人材獲得競争で苦戦することがありますが、それぞれの企業には独自の魅力があります。ここに若い力が加わることで、成長の可能性が広がります。30秒で伝えられる中小企業の魅力を知ることで、就職活動の場に変革をもたらすことができます。

また、情報発信においてはSNSの重要性も無視できません。「TikTok」、「Instagram」、「YouTube」、「Facebook」といったプラットフォームを活用し、CMやともに中小企業の情報を発信していきます。「就活マルシェ」は、WEBメディアとSNSを駆使し、就活生に向けて企業の魅力を伝える新しい総合メディアへと成長することを目指します。

資金の使い道

クラウドファンディングで集まった資金は、メディア運営に充てられます。具体的には、クリエイティブ制作費、運営管理費、広報・デザイン費用などが含まれます。まずは多くの学生や中小企業にこのメディアの存在を知ってもらい、掲載企業を増やすことで、就職や採用における課題解決に努めます。中小企業が日本経済の基盤を支えていることを忘れず、未来の発展に向けた一歩を踏み出していきます。

「就活マルシェ」が生まれた理由

私はWEB業界で中小企業の採用課題を解決する取り組みを行ってきました。採用予算をしっかり投下できる企業は多い一方、少ない予算で優秀な人材を獲得するのは困難です。この状況を改善できれば、日本社会はもっと活性化できるのではないかと考えていました。

動画プラットフォームやSNSが発展する中、小規模な予算でもCMを制作できる環境が整いつつあります。そのため、小さな商店でもCMを制作でき、就活生がそのCMをまとめて見ることができるメディアを作ることで、企業と学生の出会いを創出しようと思いました。それが「就活マルシェ」のスタートです。

「ノーテッド株式会社」について

「就活マルシェ」を運営するのは「ノーテッド株式会社」です。代表の澁谷孝広が設立した当社の理念は、「もっとイキイキと楽しく働ける社会を目指して」です。新型コロナウイルスの影響で、働き方や価値観が変化する中、楽しい未来を描くお手伝いをすることが私たちの使命と考えています。

「ノーテッド」という社名は、「Noted with Thanks（了解しました）」から来ており、コミュニケーションを円滑にする象徴でもあります。今後もこの理念を持って、「就活マルシェ」を展開し、就職活動と採用活動を時代に合った形に進化させていきたいと思います。