freeeとアルティウスリンクの新たな協業
フリー株式会社(以下、freee)とアルティウスリンク株式会社(以下、アルティウスリンク)が、人事労務領域におけるビジネスプロセスサービス(BPaaS)の提供に向け、協業を開始しました。この取り組みは、企業が直面するバックオフィス業務の効率化と人的資本経営を一層推進することが期待されています。
経営環境の変化
近年、企業経営の環境は急速に変化しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や働き方改革、人的資本情報の開示義務化など、新たな課題が浮上しています。こうした背景から、企業は従業員のエンゲージメントを高め、業務の選択と集中を図る必要があります。これを実現する上で、バックオフィス業務の効率化は極めて重要な要素となっています。
BPOサービスの提供
freeeは、「freee人事労務アウトソース」を基盤に、アルティウスリンクの多様なBPOサービスを組み合わせて、新たなBPaaSの提供体制を構築します。これにより、企業の幅広いバックオフィス業務を包括的にアウトソースすることが可能になります。業務の負担を軽減し、コスト削減を図ることで、企業はコア業務に集中できる環境が整います。これにより、企業の価値向上や持続的な成長を支えるバックオフィス体制を構築できるのです。
人的資本経営の重要性
人的資本経営は、持続的成長を実現するための重要な戦略です。従業員の満足度を引き上げることで、企業の競争力を強化することができます。この協業によって、アルティウスリンクはfreeeとの人材交流や様々な取り組みを通じ、オペレーターのスキルを磨くことで、より高品質なBPaaSサービスの提供を目指します。結果として、顧客企業にはシームレスなサービスが提供され、顧客体験の向上に繋がります。
企業概要
アルティウスリンク株式会社
アルティウスリンクは、KDDIと三井物産が共同出資する企業で、コンタクトセンターやバックオフィス、営業支援、ITソリューションなどのBPOサービスをワンストップで提供しています。生成AIを活用した高度なデータ活用も行い、企業の競争力向上に寄与することを使命としています。
フリー株式会社
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、誰もが自由に経営できる統合型経営プラットフォームを提供する企業です。SaaS型クラウドサービスとして、金融機関やパートナーと連携し、オープンなプラットフォームを構築しています。これにより、持続可能な成長を支援しています。
まとめ
freeeとアルティウスリンクの協業は、企業のバックオフィス業務の効率化を実現し、人的資本経営の向上を図る新しい試みです。今後の展開に期待が高まります。