株式会社Vが運営するソーシャルプラットフォーム『VRChat』向けDiscordコミュニティ『VRC-JP』が開発したオリジナル初心者向けワールド『VRC-JP 初心者プラザ』が、公開からわずか4日間でワールド訪問者数10,000人を突破しました。
『VRC-JP 初心者プラザ』は、VRChatを始めたばかりのユーザー向けに、遊び方を紹介するワールドとして、2024年6月20日に公開されました。ワールドは、チュートリアルエリア、メインホール、アバターエリア、ワールドエリア、イベントホールの5つのエリアで構成されており、初心者向けのVRChatの操作説明や、クリエイターの許可を得たアバターの試着、様々なワールドへのポータルなどが用意されています。
公開直後から多くのユーザーに利用され、22日に開催されたオープニングセレモニーでは、メタバース探検家リーチャ隊長さんと「メタバースヨコスカ」運営元の横須賀市さんがゲストとして参加し、テープカットなどで「VRC-JP 初心者プラザ」の公開を改めて発表しました。
会場は満席となり、コラボレーション施策として設置された「えーあいそーだんいん」にも多くの人が話しかけ、楽しむ姿が見られました。
「えーあいそーだんいん」は、横須賀市が昨年から開始した「メタバースヨコスカ」プロジェクトにおいて、試験運用しているAIアバターです。うな技研のうえぞう氏(植木 悠二氏)の開発協力の元、かめ山氏による大人気アバター「まめひなた」(©もち山金魚)を採用しており、観光案内やメタバースヨコスカについての案内、雑談などが可能です。
「VRC-JP 初心者プラザ」は、今後も改善を重ね、VRChatの世界に広がる様々なコミュニティやユーザーカルチャーの発展に貢献していく予定です。
メタバースヨコスカとのコラボレーション
「VRC-JP 初心者プラザ」は、横須賀市が運営する「メタバースヨコスカ」とのコラボレーションも開始しました。「メタバースヨコスカ」は、横須賀市の魅力を発信し、観光PRを行うことを目的としたプロジェクトで、2023年10月からVRChatで2つのワールドを運営しています。
今回のコラボレーションでは、「えーあいそーだんいん」が「VRC-JP 初心者プラザ」に常駐し、観光案内やメタバースヨコスカについての情報提供、雑談などを行う予定です。また、ワールドポータルやポスターなどに「メタバースヨコスカ」のロゴが掲載されるなど、コラボレーションを盛り上げています。
VRC-JPについて
『VRC-JP』は、2023年3月に開設された、メタバースソーシャルプラットフォーム『VRChat』の日本ユーザー向けのDiscordコミュニティです。2024年3月からは株式会社Vが運営しています。現在、約3,700人が所属しており、初心者からベテランまで、様々なユーザーが集まる日本人コミュニティとして、サーバーに入ることで、新たなフレンドやイベントとの出会い、景観の良いワールドの情報など、様々な情報と出会えます。
『VRC-JP』では、VRChatを始めたばかりの人が躓きやすいunityやその他わからないことが出てきた際に質問ができるフォーラムなども用意しており、初心者でも利用しやすい運営を心がけています。
サーバー運営以外にも、公式Xの運用やコミュニティ公式イベント『イベントを紹介するイベント』などの開催を通して、『VRChat』の日本ユーザーのために、日々運営しています。
VRChat向けオリジナルワールド『VRC-JP 初心者プラザ』が公開4日で訪問者数10,000人突破というニュースは、VRChatコミュニティの活発さを改めて示すものと言えるでしょう。特に、メタバースヨコスカとのコラボレーションは、地域の魅力をVRChatの世界に広げるという点で非常に興味深い試みです。
『VRC-JP 初心者プラザ』は、VRChat初心者にとって、操作方法やコミュニティへの参加方法を学ぶための貴重な場となるでしょう。また、アバターエリアでは、クリエイターの許可を得たアバターを試着できるなど、VRChatの世界をより深く楽しむための機会を提供しています。
今回のコラボレーションを通じて、メタバースヨコスカは、より多くのVRChatユーザーに知られるようになることが期待されます。また、VRChatユーザーは、メタバースヨコスカを通じて、横須賀市の魅力に触れることができます。
今後、VRChatコミュニティと地域との連携がどのように発展していくのか、注目していきたいと思います。