リブワーク視察会開催
2025-11-10 17:05:34

住宅業界の革新を目指す「Lib Work視察会」が熊本で盛況に開催

住宅業界の革新を目指す「Lib Work視察会」が熊本で盛況に開催



2025年10月29日(水)、一般社団法人日本優良ビルダー普及協会(JGBA)が主催する「Lib Work視察会」が熊本で行われ、35名の参加者が集まりました。この視察会では、株式会社リブワーク(以下リブワーク)の先進的な取組みが紹介され、参加者は住宅業界の現状と未来に触れる貴重な機会を得ました。

リブワークの急成長の背景



リブワークは、1999年に創業した当初はわずか4名のスタッフで始まった地方の工務店でした。しかし、その後の成長は目を見張るものがあり、上場企業となり、現在の時価総額は約180億円に達しています。この急成長の背景には、効率的なデジタル集客や異業種との戦略的提携、そして建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む姿勢があります。

一例として、リブワークは大手ファッションブランド「niko and…」とのコラボレーションを通じて、新たな集客モデルを確立しました。福岡でのモデルハウス展開では、前年に比べ新規顧客の来場者数が約4倍に増加し、さらに1店舗で初年度に45棟の住宅受注を実現。これにより、自社の販売力を大幅に向上させています。

3Dプリンターによる持続可能な住宅



リブワークのもう一つの革新は、土を主原料とした3Dプリンター住宅「リブアースハウス」です。この取り組みは、従来のモルタルやコンクリートから自然由来の土にシフトすることで、CO2排出量を約半分に削減できるという環境への配慮をもたらすものです。リブアースハウスの開発は、持続可能性を追求すると同時に、日本の風土に適した住まいの在り方を提案しています。

共業の重要性と今後の展望



瀬口社長は、現在の住宅業界の「レッドオーシャン」状態に言及し、競争だけでなく、業界全体の協力の重要性を強調しました。リブワークは2040年までに1万棟のリブアースハウス供給を目指しており、そのためのフランチャイズ事業の展開を計画しています。この戦略は、他のハウスメーカーや工務店との共業を通じて実現される予定です。

リブワークの取り組みは、既存の住宅業界の枠を超え、テクノロジーや異業種の連携を通じて新しい供給体制を構築しようとするもので、今後の展開には大きな期待が寄せられています。

イベントおよびJGBAの活動



また、JGBAでは年間を通じて様々なイベントを企画・実施しています。次回の視察会は、奈良県での楓工務店/アイニコグループ視察会です。注目の企業成長や戦略を学ぶ良い機会となるでしょう。JGBAは業界の発展に寄与するため、セミナーや交流会なども盛況に開催しています。

リブワークの公式サイト及び日本優良ビルダー普及協会公式サイトで、最新情報を受け取ることができます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
一般社団法人日本優良ビルダー普及協会
住所
東京都港区赤坂3-5-5ストロング赤坂ビル 4F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 熊本県 JGBA 山鹿市 リブワーク 視察会

Wiki3: 熊本県 JGBA 山鹿市 リブワーク 視察会

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。