SOLIZEが新会社STELAQを設立
SOLIZE株式会社は2024年7月19日に、ソフトウェアエンジニアリング事業の分社化を発表し、その準備として新たな社として「株式会社STELAQ(ステラック)」を設立することを決定しました。これは、同事業のさらなる成長と発展を目指すもので、分社化によってブランディングや認知度の向上、エンジニアの採用強化が図られることとなります。
ソフトウェアエンジニアリング部の成立背景
SOLIZEは、30年にわたって3D技術を駆使したデジタルエンジニアリングを提供し、製造業のお客さまに対して価値を提供し続けてきました。その中で、2022年1月には新たにソフトウェアエンジニアリング部を設立。ソフトウェアの品質課題を解決するために、開発、検証、国際規格への適合コンサルティングを提供しています。最近では東京都からの委託を受け、職業訓練校の運営や企業向けIT研修サービスを通じて人材育成にも取り組んできました。
ソフトウェアエンジニアリング部の成長と展望
設立当初は約20名でスタートした部門ですが、2024年7月には200名以上の組織へと成長。自動車や医療、金融など高い品質が求められる分野で、またAIやIoTといった先端技術においても多くのプロジェクトに関わってきました。今後はM&Aを通じた事業の拡大も考慮しています。
STELAQの設立と目指すもの
STELAQを設立する背景には、エンジニアやコンサルタントを積極的に採用し、魅力的な働く環境を整える必要があるとの認識があります。特にDE&I(多様性・公平性・包摂)や女性の活躍を推進する取り組み、IT人材の育成に注力する予定です。STELAQは、デジタル人材の教育訓練や経験者のスキル再構築を支援し、地方創生にも寄与します。
今後の事業活動
STELAQは2025年初頭からの事業活動開始を予定しており、ソフトウェアの品質向上を通じて開発現場を支え、顧客に最高の体験を提供することを目指します。SOLIZEのソフトウェアエンジニアリング部の部長、三宅香代子氏は、「我々の活動を通じて社会課題を解決し、多様な才能が生きる社会を実現したい」と述べています。
STELAQに関する詳細や問い合わせは、SOLIZE株式会社 ビジネスインキュベーション事業部にて受け付けています。これからの展開が注目される中、ソフトウェアエンジニアリングの新たな可能性が広がることを期待しています。