那須エリアの魅力を発信する外国人インフルエンサー体験プロジェクト
2025年7月4日から6日の3日間、栃木県那須塩原市と那須町を舞台に、特定非営利活動法人公共政策調査機構が主催する「秩序あるインバウンド観光推進委員会」の第2弾プロジェクトが行われました。このイベントは、那須エリアの豊かな自然や文化を外国人向けに発信し、旅行者と地域住民の相互理解を深めることを目的としています。
和やかなスタートと地域の温かさ
プロジェクト初日、インフルエンサーたちは那須塩原駅で、地域の公式キャラクターである「みるひぃ」の温かい歓迎を受け、取材が始まりました。最初に訪れたのは「チーズガーデン那須本店」で、那須の名物チーズを楽しみながら、地域の魅力を取材しました。次に、自然に囲まれた「CAFÉ & RESTAURANT しらさぎ邸」での昼食を挟み、建築家・石上純也氏デザインの「那須 無垢の音『水庭』」では、静かな水面に映る自然の美しさを堪能しました。さらに、隠れ家的なイタリア料理店「ファーレ・ラ・コルテ」では、旬の地元食材を使った美味しい料理を味わいました。
動物とのふれあいや文化体験
2日目は「那須どうぶつ王国」を訪問し、動物たちとのふれあいを楽しみました。猛禽類のフライトショーに大興奮でした。その後、「那須ステンドグラス美術館」でのステンドグラスの鑑賞や制作体験を通して、地域の文化にも触れ、さらには「とちぎ和牛 渡邊ファーム」では、栃木の黒毛和牛を堪能しました。
自然の中でのクラフト体験
最終日の訪問先は「那須千本松牧場」でした。ここでは、キャンドル作りを体験し、自然の恵みを感じながら、地域の魅力を再認識しました。名物の「ちぎりハンバーグ」と、新鮮な生乳から作られた濃厚なソフトクリームも堪能し、素材の良さを実感しました。
地域とのつながりを深める
このように、外国人インフルエンサーたちの取材を通じて、那須の自然や多様な文化に触れ、地域の方々の温かさを感じることができました。インフルエンサーたちは「魅力ある体験を通じて、那須の良さを伝えていきたい」と力強く意気込みを語っています。今後も、彼らの発信を通じて、より多くの人々が那須に訪れ、地域との交流が深まることを期待しています。
このプロジェクトは、単なる観光客の受け入れではなく、地域社会との調和を図る「秩序あるインバウンド観光」の推進を目的としており、その成果が期待されています。今後もこのような取り組みを通じて、地域の活性化を図っていきます。