進学を目指す若者たちのためのトークセッションが開催されます

進学を目指す若者たちと社会的支援の重要性

埼玉県さいたま市で、2025年10月20日(月)に「里親・施設出身者の進路を考える～進学の壁を越えて～」と題したトークセッションが行われます。このセッションは、一般社団法人コンパスナビの主催で、社会的養護で育った若者たちが直面する進学の壁について考える貴重な機会となります。

【イベントの背景】

日本では、里親家庭や児童養護施設で育った若者の進学率が一般家庭の若者に比べて低いという問題が続いています。この背景には、経済的な負担や頼りになる大人がいないこと、進学に関する情報が不足していることなどが挙げられます。こうした課題に対して、コンパスナビは支援活動を行い、社会全体でどう進んでいくべきかを考える場を提供していきます。

【開催概要】

- 日時：2025年10月20日(月) 18:00開場／18:30開演
- 会場：浦和コミュニティセンター第15集会室（JR浦和駅東口から徒歩2分）
- 参加費：無料（事前申込要）
- 申込方法：申込フォームが必要です。受付は10月20日正午までとなっております。

【登壇者】

登壇者には、様々な専門分野から来た方々が参加します。中でも、武蔵野大学の永野咲准教授は、社会的養護を受けた若者の問題を研究しており、この分野における重要な意見を述べることでしょう。
児童養護施設「聖友学園」の若松弘樹施設長も参加し、実際の現場からの視点を提供してくれる予定です。また、女子大学情報工学科のリンタさんは、自身の経験をもとに進学に関するリアルな声を届けてくれます。最後に、代表理事のブローハン聡氏が社会的な課題についての意見を語り、今回のイベントをまとめます。

【主催者・コンパスナビ】

このトークセッションを主催するコンパスナビは、社会的養護を巣立った若者たちに対する支援活動を行っています。具体的には、住居支援や就労支援を通じて、若者たちが自立した生活を送れるようにサポートしています。
設立は2015年で、埼玉県さいたま市に本拠地があります。

社会的養護出身の若者たちが、自分らしい人生を選べるようになるための一歩として、このセッションが有意義なものとなることを期待しています。それぞれの視点からの意見を通じて、参加者全員が「進学の壁」をどう克服していくべきか、一緒に考える機会となることでしょう。