株式会社エーアイは、高品質音声合成エンジン「AITalk®」を開発・提供する企業です。同社は7月18日より、最新のサーバー設置型音声合成エンジン「AITalk®6 Server」日本語版を販売開始することを発表しました。
「AITalk®6 Server」は、昨年10月に発表された「AITalk®6」の技術をベースに開発されており、滑らかな日本語表現を実現することで、エンドユーザーに快適な音声体験を提供します。また、生成AIとの連携機能を強化することで、会話型AIの開発を加速させることを目指しています。
本製品は、株式会社miiboに先行採用された「入力ストリーミング音声合成API」を搭載しています。このAPIは、生成AIからのテキスト入力をリアルタイムに音声に変換することができるため、生成AIとの連携による自然な会話型AIの構築を容易にします。
さらに、「AITalk®6 Server」は、最新のHTTPサーバ機能を備えています。これにより、デスクトップアプリやクラウドサービスの開発者は、簡単に音声合成機能を組み込むことができます。
「AITalk®6 Server」は、エンドユーザーの情報を外部クラウドに出さずに音声合成機能を実現できるため、セキュリティ面でも優れています。
同社は、本製品の発売を記念して、7月30日に「音声合成と生成AIの未来を語る」ウェビナーを開催します。ウェビナーでは、株式会社miiboの代表取締役CEOである功刀雅士氏を招き、生成AIと音声合成の未来について議論を行います。
「AITalk®6 Server」は、会話型AIの開発や、音声合成技術を活用した様々なサービスの開発に役立つ製品です。今後の音声合成技術の進化と、生成AIとの連携による更なる発展が期待されます。