関西大学商学部とブロードマインド株式会社の連携
2023年10月15日に、ブロードマインド株式会社は、関西大学商学部の新しい金融教育プログラム「ファイナンス特別プログラム」の事後授業に参加しました。当プログラムは2024年度から本格的にスタートし、産学連携による金融人材育成を目指しています。
本記事では、インターンシップに参加した学生の貴重な体験や気づきを紹介します。
インターンシップの概要
ブロードマインド社は、このプログラムに参加する企業13社の一つとして、2025年8月25日から29日までの5日間にわたり、実践的な金融インターンシップを実施します。このインターンシップの特徴は、単なる知識の習得にとどまらず、「知る」「体験する」「本質を理解する」「自分事化する」という4つのステップを重視した教育設計です。
学生の成果報告
事後授業では、実際にインターンシップに参加した学生たちが、自分の経験を報告しました。以下はその中で特に印象的な声です。
実務体験を通した自己理解の深化
- - 「業務を体験することで、自分の強みに気づくことができた。」
- - 「数字を使って課題を解決する楽しさを感じながら、やりがいを実感できた。」
- - 「考える、アウトプットする、フィードバックを受けるという流れで、日々自分の考えを整理できた。」
コンサルティング本質への気づき
- - 「顧客の視点を持つことで、本当に必要な提案ができることを学んだ。」
- - 「自分が知りたいことと、お客様が必要としていることは違うということを実感した。」
- - 「お客様との信頼関係を築く重要性を理解する研修だった。」
日々の授業との繋がり
- - 「『貨幣の時間価値』は授業で学んでいたが、投資との結びつきを知らなかった。学びが社会と結びつくことを実感した。」
- - 「実際の体験を通じて、理解が深まった。」
キャリア形成と自己理解
- - 「『自分でどう決めるか』が重要な時代。自身の価値観を理解することが必要だと気づいた。」
- - 「自分の価値観にマッチした生き方を考えられるきっかけになった。」
金融リテラシーの重要性
- - 「お金を稼ぐことが目的ではなく、自己実現の手段であることを学んだ。」
- - 「ライフプランの形成には実践が重要であることを実感した。」
プログラムの詳細
このインターンシップには、関西大学商学部から2年生3名、3年生2名が参加しました。プログラムは、金融業界の知識を深めることから始まり、実際の顧客との面談やプレゼンテーションを通じて学びを深めました。
1日目: 金融業界とFP業務を知る
初日は、金融業界全体を理解するための説明や顧客面談の映像を観賞しました。
2日目: FPコンサルティングを体験
実際のケーススタディを使い、マーケティング提案を行いました。
3日目: 信頼関係の本質を理解
深いヒアリングが顧客との信頼を築く鍵であることを学びました。
最終日: キャリアライフデザイン
得た経験を今後のキャリアに結びつけるワークショップを行いました。
今後の展望
ブロードマインド株式会社は、金融教育における大学との連携を強化し、次世代の金融プロフェッショナルの育成を進めます。当社は新卒採用を積極的に行っており、金融を通じた社会貢献を目指す学生からの応募を期待しています。
参照リンク:
ブロードマインド公式ウェブサイト
担当者のコメント
ブロードマインド人事部採用責任者の野間慎司は、「インターンシップは学生が自分のキャリアを見つける貴重な機会です。このプログラムを通じて、学生たちの未来に大きな影響を与えられることが私たちの喜びです。」と述べました。