ダイビルが「空飛ぶクルマ」事業に出資し未来の都市を構想

ダイビル、空飛ぶクルマの未来を見据えた出資

ダイビル株式会社が株式会社AirXに出資を行ったことが発表された。この取り組みは、エアモビリティの社会実装に向けて、両社が協力し合うことを目指している。AirXは「AirXが人の可能性を開放する」というミッションを掲げ、自由な移動体験の実現を目指している。

AirXの目指す未来

AirXは、現在の交通の不自由さを解消し、移動にかかる時間を短縮するためのエアモビリティサービスを提供している。具体的には、安全なサービスを提供するために、ヘリコプターなどを活用し、地上交通の1/5の時間で、さらに従来の1/10の価格で空の旅を可能にすることを目指している。また、2018年から始まった「空の移動革命に向けた官民協議会」にも参加し、2027年の空飛ぶクルマの運航開始を見据えて様々なパートナーとのアライアンスを拡大中である。

エアモビリティと都市開発

ダイビルは、AirXとの提携を通じて、自社の保有するビルやエリアの資産価値を向上させることを計画している。これにより、従来の公共交通機関を中心にした「駅と街の一体開発」から次世代の街づくりへと移行し、エアモビリティを取り入れた「空中・地上・地下を一体で開発する街づくり」を実現することを目指している。