登山計画をスマホから手軽に提出
登山者にとって安全で楽しい活動を支援するため、株式会社ヤマップは山梨県及び山梨県警察との間で新たな協定を締結しました。これにより、登山計画書をスマートフォンアプリ「YAMAP」を通じて簡単に提出できるようになり、山岳救助に必要な情報をもたらすことが期待されています。
山梨県の山岳遭難の現状
近年、山梨県では山岳遭難の件数が増加しています。令和7年(2025年)の山岳遭難は192件、遭難者は219人に上り、前年よりも大幅に増加しました。登山届を提出していた遭難者は38%と少なく、早急な救助が求められる状況にあります。
登山届提出のハードル
登山者は事前に計画を立て、登山口に設置されている登山届ポストや郵送で登山計画を届ける必要がありますが、これらの手続きが煩わしいと感じる方が多いのも事実です。また、低山ではポストが設置されていないことがあり、「低山だから大丈夫」という気の緩みが登山届提出を減少させています。
YAMAPでの登山計画提出
ヤマップアプリではユーザーは自動的にコースタイムを計算し、無理のない登山計画を作成することができます。新たに登場した機能では、登山計画をYAMAPに提出する際に、大切な方にその計画を共有できるオプションがあり、これが山梨県や山梨県警察にも自動的に送信されるようになります。この機能により、登山者は手間を省きつつ、安全に登山を楽しむことが可能となります。
迅速な救助の期待
協定により、山梨県・山梨県警察は登山計画の把握について大幅に改善される見通しです。遭難した際には、救助に必要な情報が迅速にアクセスできるようになり、「遭難者検索システム」を通じて位置情報が24時間365日で得られるため、速やかな救助が可能です。
YAMAPの役割と未来への展望
この協定はヤマップが締結した32例目のもので、今後も登山の楽しさを守るための取り組みが続けられます。「遭難ZEROプロジェクト」は位置情報の共有や捜索機能の提供、登山事故防止に向けた啓発活動を通じて、より安全な登山文化を築くことを目指しています。
まとめ
株式会社ヤマップは、登山を安心して楽しむための新しいインフラサービスを提供し続けています。利用者の皆さんにはぜひアプリを活用し、安全な山の楽しみ方を探求していただきたいと思います。アプリの詳細や登山計画の作成方法については、ヤマップの公式サイトを訪れてみてください。