エムケーカシヤマの進化
2025-01-10 08:18:29

エムケーカシヤマ、最新機器導入で未来志向の製造体制を確立

エムケーカシヤマの未来志向の製造体制



エムケーカシヤマ株式会社は、長野県佐久市を拠点に自動車ブレーキ部品の製造を手がける企業です。この度、最新の工作機械と3D計測機器を導入し、未来志向の製造体制を確立することが発表されました。これにより、小ロット多品種生産が可能となり、市場での競争力を大幅に強化しています。

導入背景と目的


近年、自動車業界では多様化が進んでおり、エムケーカシヤマは様々な課題に直面しています。具体的には、製品の販売個数が減少していることが大きな問題です。特に、車種の増加に伴い、一つの製品につき製造される個数が減少しています。その結果、金型の償却コストが負担となり、効率的な生産が求められています。さらに、エムケーカシヤマは国産車だけでなく、韓国車や中国車用の補修部品も製造しており、これにより多様なニーズに対応する必要があります。

これらの課題に対応するため、エムケーカシヤマは新たに導入した3Dスキャナや3D CADを活用し、製品データベースを構築しました。また、レーザ加工機を用いて金型に依存しない部品製造を行うことで、より柔軟な生産体制を実現しました。

新たな生産体制のメリット


今回の先進機器の導入により、以下のような多くのメリットがもたらされています。

  • - 希少車両への即時対応: WinmaXブランドの競技用ブレーキパッドは、少量からの柔軟な供給を可能にしました。これにより、特に国内で流通が限られる輸入車への迅速対応が実現しました。

  • - 市場投入スピードの向上: 金型準備を待たずに製品提供ができるため、新たな市販車の製品開発を迅速に行うことが可能です。

  • - 小ロット生産に対応: 需要の少ない廃盤金型品番や古い車種に対しても部材供給を続けることができます。この取り組みは、特にヒストリックカーブランド「エムケークラシック」に大きな付加価値をもたらすと考えられています。

将来へのビジョン


2025年に創業65年を迎えるエムケーカシヤマは、これまでの独自ブランド戦略を重視し、多品種小ロット製造を強みとして業界での地位を確立してきました。今回の生産体制の強化は、お客様の期待を超えるサービスを提供するための新しい一歩です。今後も、製造業全体の課題解決に貢献しつつ、安心・安全な製品のグローバルな供給を推進していく方針です。

企業情報


エムケーカシヤマ株式会社は、1960年に創業し、ブレーキ部品メーカーとして成長しています。自社ブランドを通じて、80カ国以上にわたり1億セット以上の製品を提供しています。独自の摩擦材技術と多品種小ロット製造に特化した体制を持っており、業界での信頼を築いています。

  • - 代表者: 代表取締役社長 樫山剛士
  • - 所在地: 長野県佐久市小田井1119
  • - 資本金: 1億円
  • - 設立: 1960年12月21日
  • - 従業員数: 200名(2024年現在)
  • - 電話番号: 0267-85-1234
  • - 公式サイト: エムケーカシヤマのウェブサイト

エムケーカシヤマの新たな挑戦は、業界全体にとって重要な意義を持ち、製造業の未来を一層豊かにすることが期待されます。


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会社情報

会社名
エムケーカシヤマ株式会社
住所
長野県佐久市小田井1119
電話番号
0267-85-1234

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