地元企業とスタートアップの協業を促進するイベントが開催
地元企業とスタートアップの連携が進むチャンス
昨今、日本の社会や産業構造は急速に変化しています。特に中堅・中小企業においては、自社のリソースや限られたネットワークを活用する中で新しい価値を創出することが難しくなっています。その中で、地元企業とスタートアップとの連携が注目されており、協業を促進するイベントが中国地域で開催されることが決まりました。
このイベントは、中堅・中小企業とスタートアップのネットワークを強化し、共同研究開発を支援することを目的としています。J-Startup WEST事務局を運営する中国経済産業局が案内するこの取り組みでは、独自の技術や柔軟なビジネスアイデアを持つスタートアップに焦点を当てています。これにより、中堅・中小企業が持つコア技術や成長ビジョンを踏まえた「実現したい価値」を基にしたオープンイノベーションの実践が支援されています。
知財戦略とデザイン経営が鍵
スタートアップや中堅・中小企業にとって重要な要素である知財戦略やデザイン経営。これらは、オープンイノベーションを推進する上でのキーファクターとなります。そこで、今回のイベントでは知財戦略やデザイン経営をテーマにした参加型ワークショップが行われ、参加者は高度な技術や知見を持つ他社との連携を考える貴重な機会を得られます。
具体的には、中国地域の事業会社がスタートアップの技術やサービスを利用し、新たな事業展開や課題解決に向けたアプローチを模索する場を提供します。このイベントを通じて、地域の企業が「スタートアップの理解」を深め、オープンイノベーションの基礎を学ぶことができます。さらに、ワークショップでは具体的なテーマ設定やアイデア創出も体験できる内容となっています。
イベント詳細
開催日は2025年2月21日、午後3時から5時30分まで。会場は、対面の場合は「ももスタ」、オンラインの場合はMicrosoft Teamsで実施されます。対象は、新しい事業創出や課題解決をスタートアップとの連携を通じて考えている企業です。
プログラムは3部構成で、第1部はオープンイノベーションのトレンドや実例紹介が行われます。第2部では自社におけるオープンイノベーションのテーマについてのワークショップ、第3部にはCrewwによるオープンイノベーションに関する相談の時間が設けられています。
オンライン参加も可能で、全国どこからでも気軽に参加できます。定員は現地参加が20名、オンラインが100名で、参加費は無料です。
参加方法と申込期限
参加希望者は、「案内チラシ」に記載の申込アドレスまたはQRコードから申し込むことができます。申込期限は2025年2月19日までです。
このイベントはただのセミナーにとどまらず、実際にスタートアップと交流し、協業の可能性を探る貴重な機会となるでしょう。中堅・中小企業からスタートアップまで、地域全体で価値創造を目指す新たな挑戦をお見逃しなく!
会社情報
- 会社名
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J-Startup WEST事務局
- 住所
- 広島県広島市中区上八丁堀6-30
- 電話番号
-
082-224-5680