加賀依緑園の冬展
2025-12-16 14:21:11

加賀依緑園で開催中の個展と心温まる冬イベント

加賀依緑園で感じる冬のアートと文化



北陸の魅力を存分に楽しめる「加賀依緑園」では、地元作家による個展が月替わりで開催されています。現在、染色作家・府玻 杏氏の個展『-祈りの景色-』が展示中で、次の個展に向けた期待も高まっています。

現在開催中の個展『府玻 杏 展-祈りの景色-』


府玻 杏氏の個展は、祈りや願いをテーマにした約70点の蝋纈染めによる作品が展示され、自然や記憶の情景を美しい色彩で表現しています。この展示は2026年1月7日まで続き、作品の一つ一つに込められた思いが観る者の心に響きます。特に、故郷能登町の震災を受け、変わり果てた故郷を朝焼けの中で捉えた作品には、深い感情と使命感が感じられます。

著者は、日本の伝統的な染色技法とジャワ更紗に見られる道具を融合させることで新たな世界観を創り出すことを目指しています。彼女の作品は、美だけではなく、深いメッセージ性も持っており、訪れる人々に強い印象を残します。

次回開催予定の個展『大井 真希 展 Pulse -Transient-』


1月10日からは、陶芸作家の大井 真希氏による『Pulse -Transient-』がスタートします。この展覧会では、故郷 北陸の自然からインスパイアを受けた約30点の陶器が展示され、光や空気の感覚を繊細に描き出しています。大井氏もまた、物作りを日常の中から感じ取った脈動を作品に込めており、訪れる人々に自然の移ろいを感じさせます。

冬ならではの特別な体験イベント


加賀依緑園では、冬の時期ならではの特別なイベントも企画されています。例えば、和装で来館した方は入館料が半額となる『KIMONO週間』が開催されます。和装で優雅な時間を楽しむことができ、冬の館内や庭園の美しさをより深く感じることができる企画です。

また、スタッフの案内付きで抹茶を楽しむ『加賀依緑園を巡る旅』も魅力的な体験です。伝統的な和の空間を巡りながら、冬の風情を感じることができるこのツアーは、心身をリフレッシュさせる貴重な時間となるでしょう。

文化と歴史を楽しむ加賀依緑園の魅力


加賀依緑園は、明治時代に建設された歴史的建築をリノベーションした文化観光施設で、地元作家による工芸品の展示や販売が行われています。館内には貴重な歴史的資料や日本の伝統技術を紹介するスペースもあり、伝統と現代の展開が共存する空間が広がっています。特に冬の時期には、庭園の雪吊りが美しさを増し、静かに流れる時間が訪れる人々の心を癒します。

各展示やイベント情報は公式サイトで確認が可能です。加賀依緑園で、冬のアートと文化の魅力にぜひ触れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

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株式会社リナシェンテ
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