フクシマガリレイが厨房設備機器展2025に新製品を展示！

フクシマガリレイ、厨房設備機器展2025に出展

フクシマガリレイ株式会社は、2025年2月4日から7日の間、東京ビッグサイトで行われる第25回厨房設備機器展（HCJ2025）に出展します。この展示会では、『CHANGE～フードサービスの未来を創ろう～』をテーマに、地球温暖化や人手不足といった現代の社会的課題に対応した解決策を提案する予定です。

環境に配慮した新製品の披露

今展示会では、業界初となるノンフロン冷媒R1234yfを使用したスライド扉リーチインショーケースが初めて公開されます。この冷媒は、冷却性能を維持しつつ、オゾン層の破壊を抑えるための画期的な素材です。さらに、給排水設備を必要としない製氷機や、災害対策向けのBCP冷蔵庫、省力化のためのコンパクトなブラストチラーやショックフリーザーも展示されます。

来場者には、スライド扉リーチインショーケースを使用したデモンストレーションも用意されており、実際の調理過程を目の当たりにできます。これにより、シェフや店舗経営者がどのようにして効率的に業務を行っているのかを理解する良い機会です。

10年保証の拡大

さらに、フクシマガリレイは、2024年4月よりノンフロン冷媒を使用した業務用製品に関して、冷媒ガス漏れによる冷却不良や修理に対する10年保証を開始します。これは業界初の試みであり、製品の品質に自信を示すものです。この保証は2025年にはすべての冷凍機内蔵型製品に拡大される予定です。

社会課題解決に寄与する製品群

展示品の中には、特にスポーツの現場での暑熱対策に役立つ製品も含まれています。給排水設備なしで使用できる製氷機や、単相100Vで稼働可能な凍結庫は、その一例です。これにより、オリンピックなどの大規模なスポーツイベントでの活用が期待されています。さらに、物流業界の2024年問題に対処するための新しい冷凍冷蔵庫の提案も行われます。

フクシマガリレイは、人手不足対策にも力を入れており、簡易に生産計画が立てられるブラストチラーやショックフリーザーを展示します。小型から大型まで様々なサイズが用意され、さまざまな業態に適応できる機能性が提供されます。

コラボ提案

出展内容として、新しいアイデアを提案するコラボ企画も充実しています。例えば、NINZIA社による新素材を用いたメニューの展示や、日本洗浄機の餃子焼き機のデモが行われる予定です。また、宿泊施設向けの炭酸ボトリングシステムや、新しいクラフトビールの販売方法についても提案され、訪問者には様々な体験が用意されています。

調理実演とセミナー

展示会期間中、調理実演コーナーでは、毎日4回、次世代のフードサービスをテーマにしたデモンストレーションが行われます。特に注目すべきは、2月4日と5日に登壇する山下春幸シェフ、2月6日と7日には伊東文太シェフがゲストとして参加し、彼らの専門的な知識と技術を基にしたプレゼンテーションが行われることです。

また、給食・厨房セミナーも開催され、フクシマガリレイの社員が専門講師として登壇します。このセミナーは事前登録が必要で、食品に対する科学的なアプローチが提供されます。