日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)は、東京・港区に本社を置く企業で、最近、著名な「マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー 2024」で4つの部門においてアワードを受賞しました。特に注目すべきは、12年連続の受賞を果たした点です。JBSは『Copilot』、『Dynamics 365 Finance』、および『Converged Communications』の3つのカテゴリで評価され、さらに「Surface+ Partner of the Year」も獲得しました。この業績は、JBSの技術力と顧客への貢献を高く評価するものとなりました。
各部門の受賞理由
Copilot部門
JBSがこの部門で受賞した理由は、生成AIを利用した「Copilot NAVI」というサービスの提供です。これは、企業の生産性向上に寄与するものとして早期に展開されました。特に、日本で初めて「Viva Insights」を使って生成AI導入の効果を定量的に測定したことが評価され、経営者たちがAIをビジネスに取り入れる際の強力な支援となりました。
Dynamics 365 Finance部門
「Dynamics 365」や「Power Platform」、「Azure」を融合させたソリューションを提供することで、企業の財務管理を効率化しました。特に、数少ない導入実績の「Dynamics 365 Project Operations」がある点や、製造業の顧客のためのシステム替えを行った実績が認められました。これにより、意思決定の迅速さも大幅に改善されたのです。
Converged Communications部門
電話や会議システムのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進したことも、JBSの評価ポイントです。多拠点に存在したPBXとの連携を図り、コスト削減やセキュリティの強化を実現しました。また、特に「Microsoft Base 虎ノ門」ではTeams Roomsを利用した新しい会議のスタイルを提案し、企業がシステムを導入するための意思決定を後押ししています。
Surface+ Partner of the Year部門
また、JBSはSurface PCやSurface Hubといった製品を使い、企業のデバイスDX化を促進しました。Windows 11への移行に向けた独自のサービスも展開され、特に「Windows Autopilot」の販売率が54%にも及ぶなど、導入のスムーズさが評価されています。
JBSの未来とMicrosoftの期待
JBSの受賞に寄せて、日本マイクロソフトのパートナー事業本部長・浅野智氏もコメントを寄せ、JBSの成果に感謝しています。彼は、「今後、マイクロソフトのすべての製品に生成AIを採用する中で、JBSが顧客に対して新たな価値を提供してくれることを期待しています」と述べました。具体的には、マイクロソフトのクラウド製品とAIに合ったハードウェアの連携を通じて、より優れたソリューションを企業にもたらすことが期待されています。
今後もJBSは、マイクロソフトや他のパートナーと協力し、デジタル変革と技術革新を通じて、企業や社会の持続可能な成長に尽力する姿勢を崩さないでしょう。JBSの進展から目が離せません。