コリアーズが展望するアジア太平洋地域オフィスマーケットの未来

コリアーズが見るアジア太平洋オフィスマーケットの未来



コリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社は、アジア太平洋地域におけるオフィスマーケットに関する最新の洞察を発表しました。このレポートは、2024年下半期及び2025年の見通しを対象としており、多くの企業がシームレスな拡大を目指す中、オフィスの需要が急増していることを伝えています。

需要の大幅増加



レポートによると、アジア太平洋地域の主要な11市場では、2024年の下半期にオフィスの需要が前年同期比で6.1%増となり、総面積470万㎡に達する見込みです。さらに、年間では15.9%の増加となる880万㎡に達することが予測されています。この需要の成長は、企業の活動拡大やオフィスへの回帰、そしてグローバル・ケイパビリティ・センターの成長に起因しています。

特に、インドや日本、オーストラリアといった市場で顕著な成長が見られる一方で、ニュージーランドやフィリピン、韓国、香港、台湾では比較的緩やかでした。供給面においては、新しいオフィススペースの提供は需要にほぼ追いついているものの、前年比で16.9%減少しています。

インドの突出したパフォーマンス



インドとインドネシアを除く多くの市場では、前年と比較すると供給が緩和されている中、インドは2024年の下半期に前年比7%の新規オフィス供給増加を記録し、アジア太平洋地域全体の新規供給の60%以上を占めるという結果となりました。

新たな展望



2025年には、ほとんどの市場で需要と供給がさらに強化される予測が出ており、空室率は管理可能な範囲内にとどまると見込まれています。コリアーズのオキュパイアサービス マネージングディレクター、マイク・デイビスは、「企業の拡大と安定した経済成長が継続する中で、オフィス賃貸市場の見通しはポジティブであり、今後の需要は市場変化を促す原動力となる」と語っています。

コリアーズの概要



コリアーズは、商業不動産サービス、エンジニアリングコンサルティング、投資運用を専門とする世界有数のプロフェッショナルサービス会社であり、ナスダックおよびトロント証券取引所にも上場しています。全球70か国以上で事業を展開し、23,000人以上の専門家がクライアントに卓越したサービスを提供しています。また、約30年間にわたり株主に対して年間20%の投資収益率を実現し続けています。

コリアーズ・ジャパンは東京都と大阪府を拠点とし、100人以上の専門家が不動産関連の多岐にわたるサービスを提供しています。国内外の投資家やオーナー、テナントに向けたオフィス李ングや市場コンサルティング、不動産鑑定のリーダーとしての役割を果たしています。

詳細なレポートは、コリアーズの公式サイトからダウンロードできます。最新情報は、SNSアカウントでも随時発信されているので、ぜひフォローしてみてください。

会社情報

会社名
コリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区丸の内3-2-3丸の内二重橋ビル18階
電話番号
03-4572-8600

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。