愛知県北名古屋市でのICTサービス導入が決定
株式会社コドモンは、愛知県北名古屋市の10の保育施設において、保育・教育向けのICTサービス『CoDMON』を2025年1月から本格的に導入することを発表しました。この取り組みにより、保護者の利便性向上と職員の業務効率の改善を目指します。
導入される機能
北名古屋市は、CoDMONを利用することで多くの恩恵を受けることが期待されています。具体的な機能としては、以下のような便利なサービスが整備される予定です。
1. 遅刻・欠席・お迎えなどの連絡
保護者は、専用アプリを使用して登降園時の遅刻や欠席、お迎えの連絡を簡単に申請できます。これにより、保護者は時間を気にせずに情報提供でき、保育園側もリアルタイムで受信可能となります。
2. お知らせ一斉配信
保護者への連絡は、あらかじめ用意されたテンプレートを使用して共有できます。メール送信の他、スマートフォンの通知機能やアプリ内での配信が可能となり、情報の伝達がスムーズに行えます。
3. アンケート機能
出欠確認等に関するアンケートを保護者にお届けし、その配信先をクラスや年次に応じてカスタマイズできます。また、配信日も自由に予約できるため、効率的に情報収集が行えます。
4. 資料室
施設内の重要な資料を、保護者がアプリ上で閲覧できるようにします。キーワード検索機能が搭載されているため、必要な資料を容易に見つけることができ、時間の節約が期待できます。
5. 連絡帳
園児の様子を保護者と円滑に共有できるよう、連絡帳が電子化されます。保護者はアプリを通じて簡単に情報を共有し、園側も必要に応じてフィードバックできます。
6. 登降園管理
QRコードを利用した登降園管理システムにより、業務の自動化が進みます。保護者は、アプリを通じて子どもの登園状況を家族と共有できます。
7. 指導案・日誌作成
コドモン上で使用する帳票がアップロードできるため、日々の記録作業が便利になります。デジタル化により、指導案を効率的に作成し、保育の質を向上させることが可能です。
政府のデジタル化政策と連携
コドモンの導入は、政府が推進する行政のデジタル化に則ったものであり、保育現場でもICTの活用が求められています。厚生労働省や文部科学省も、保育や教育現場におけるデジタル化の重要性を強調しており、保育士の職業魅力向上につながるとされています。特に、SaaS(Software as a Service)モデルを用いることで、業務の効率化やコスト削減にも寄与することが期待されています。
今後の展開
コドモンは今後も、全国の保育施設における導入を拡大していく計画を立てており、業界全体のデジタル化に貢献することを目指しています。幼児教育の現場において、ICTが新たなスタンダードとなる日が待たれます。
会社情報
株式会社コドモンは東京都港区に本社を置き、保育・教育施設向けのICTサービスを展開しています。彼らのビジョンは、子どもを取り巻く環境の改善と、働く人々がより快適に業務を行えるようにすることです。さらなる詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
株式会社コドモン公式サイト
愛知県北名古屋市でのCoDMON導入が、地域の保育施設に新たな風をもたらし、保護者と職員にとってより良い環境を提供することを期待しています。