広島で平和サミット
2025-08-01 06:19:26

世界平和を目指す中高生が集結!広島で実施したグローバルピースサミットの様子

世界平和を目指す中高生が集結!



2025年7月26日、広島市にて公益社団法人日本青年会議所が主催した「グローバルピースサミット」が開催されました。このサミットには、日本国内の高校生に加え、ドイツ、アルゼンチン、インドネシア、台湾、フィリピン、ハワイの学生が参加し、国境を越えた対話による国際交流の場が生まれました。

本サミットは、異なる国の学生がそれぞれの歴史や文化を持ち寄り、「世界平和」について議論し合う貴重な機会です。日本JCは、戦後80年という節目を迎えて、若者の平和への意識を高めることを目的に、さまざまな活動を展開しています。

対話を通じた平和の実現



サミットの初めに参加者は広島平和記念資料館を訪れ、歴史の重みを実感しつつグループに分かれて振り返りの対話を行いました。各国の文化や価値観に触れることで、より広範な視点を持つことができ、対話の重要性を再認識する場となったのです。

その後、参加者はワークシートを用いて自分自身にとっての「平和とは?」、またその実現に向けてどんな行動が取れるのかを考えました。各々が意見を交換し、「グローバルピースサミット平和宣言」を作成。ここでは「平和×○○」というテーマを持ち寄り、具体的なアクションプランを提案しました。

たとえば、ドイツ人高校生は「平和×Adventure」というテーマで、さまざまな文化を旅することで平和に寄与すると述べました。台湾の学生は「平和×Economy」として、経済を良くすることが平和の第一歩と説いたのです。また、日本人高校生は「平和×絵本」として、親子で平和を考える機会を創ることを挙げました。

異なる視点からの学び



これはただの言葉ではなく、参加者それぞれが異なる歴史や価値観を持ち寄り、協議を重ねる中で新たな発見を得る貴重な体験でした。日本の学生だけでなく、海外から集まった仲間も、自らの文化を尊重しつつ意見を交す姿は、言語や文化を超えた「平和共育」の縮図を感じさせ、希望に満ちたものでした。

相互理解を深めた国際交流



このサミットでは、多くの参加者が互いに助け合いながら通訳を行い、懸命に自己表現する姿が印象的でした。「平和共育」という観点からだけでなく、真の国際交流として、相互理解を深める努力が繰り広げられました。今後、若者たちがこの体験を通じて得た知識や理解を持ち帰り、それぞれの国や地域で平和を築くための行動を起こすことが期待されています。

開催されたサミットは、広島平和記念資料館を舞台に、将来の平和の担い手たちが集い、対話を通じて新たな平和への道を模索する素晴らしい機会となりました。次世代を担う若者たちが、自らの手で世界をより良い場所にするために何ができるか、ぜひ今後の活動にも注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
公益社団法人日本青年会議所
住所
千代⽥区麹町2丁⽬12-1VORT半蔵⾨7F
電話番号
03-3234-5601

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