代官山の新挑戦
2019-06-25 17:10:13

代官山発!プラスチックフリーを目指す新たな挑戦アプリ「BOTLTO」

代官山発!プラスチックフリーを目指す新たな挑戦アプリ「BOTLTO」



近年、マイクロプラスチックやプラスチックごみが大きな環境問題として扱われる中、ペットボトルの利用は特に注目されています。日本国内では年間230億本、つまり1秒ごとに約740本が消費され、そのうち約10%にあたる26億本が回収されないまま放置されています。そのため、プラスチック削減に向けての取り組みが必要とされています。

エコグッズへの移行の現状


数年前から、タンブラーなどのエコグッズが注目され、持ち歩き文化が広まり始めました。しかし依然としてその普及は思うようには進んでいません。その理由の一部には「持ち運びが面倒」や「飲み終えたらペットボトルを再購入してしまう」といったものがあります。この状況を打破するべく、私たちは飲食店でのウォーターサービスに目を向けました。

ドリンクシェアリングサービス「BOTLTO」とは


「BOTLTO」は、飲食店で無料で提供される“水”を活用した新しいドリンクシェアリングサービスです。コーヒーのテイクアウトは増えているものの、水はまだほとんどの場合無料でサービスされています。ここに目をつけ、BOTLTOの登録店では、外出中にドリンクが必要な方に、リーズナブルな価格で提供する仕組みを構築しました。これによりユーザーは環境問題に貢献しながら、手軽にドリンクを楽しむことができます。

簡単な利用手順


BOTLTOの利用はとてもシンプルです。スマートフォンと個人のマイボトルを用意し、以下の手順でサービスを利用できます。

1. 専用アプリを起動し、近くのBOTLTO導入店を検索。
2. メニューからドリンクを選択し、事前に決済。
3. マイボトルを持参して購入したお店に行き、アプリの購入画面を提示。
4. 店員がドリンクを注いでくれます。

ユーザーはマイボトルを持参することで、購入数に応じた「プラスチックボトル削減数」がアプリに表示され、自身の社会貢献度を実感することができます。これにより、環境問題を通じて参加意識が高まります。

お店にとってのメリット


店舗側にもBOTLTOを利用することでさまざまな利点があります。お店のページ上で無料広告を行う機会があるほか、ドリンクを事前にキャッシュレスで販売できるシステムを利用することで、より効率的な営業が可能になります。また、新たな商品開発のチャンスも広がります。プラスチックストローの廃止などを通じて、環境への貢献が身近に体感できるのです。

代官山から広がる環境意識


代官山は、外国人観光客が訪れるべき場所ランキングで上位に入るオシャレな街です。この場所では地域の環境意識が高く、商店会などが協力して街づくりに取り組んでいることが特徴です。地域住民や在勤者の協力により、「BOTLTO」は代官山商店会の協力のもと、環境への新たな挑戦としてスタートしました。今後、このサービスは代官山から他の地域へと広がることが期待されています。

会社概要


「BOTLTO」を運営するボトルト株式会社は、渋谷区に拠点を置く企業で、環境への取り組みを推進するサービスを継続的に展開しています。経済活動をしながらも持続可能な社会に向けた取り組みを行っており、今後の展開に注目が集まっています。

会社情報

会社名
ボトルト株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿西2-19-9フランセスビル1F
電話番号
050-3631-8163

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