高温対応全固体電池
2025-10-23 12:04:49

マクセルが新開発した高温対応全固体電池「PSB401010T」のサンプル出荷開始

マクセルが新強化型全固体電池「PSB401010T」を発表



マクセル株式会社は、最大150℃の高温に対応可能なセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010T」を開発したことを発表し、11月上旬から順次サンプル出荷を開始します。これは高温環境下でも充放電が可能な新しい技術を搭載した製品です。

「PSB401010T」の特長とは?


「PSB401010T」は、既に量産されている「PSB401010H」に新たな技術を組み込んだものです。この新製品は、幅広い放電温度範囲、高信頼性、高安全性を持ちながら、従来の全固体電池の作動上限温度を150℃に引き上げることを実現しました。

従来品との違い


量産中の「PSB401010H」は、従来のリチウムイオン電池では使用できなかった高温域での使用に特化しています。具体的には、産業用機器やデータロガー、RTC(リアルタイムクロック)など、多様な製品での適用が進められています。また、顧客からのニーズを受けて、さらなる高温耐久性の向上が求められ、開発が続けられてきました。

寿命と性能の向上


新たに開発された「PSB401010T」は、サイクル数が約5倍向上しており、電池寿命の指標として特筆すべき点です。高温環境においてこの電池を用いることで、従来の電池を使用する場合に比べて、機器の使用可能時間が大幅に延びることが期待されています。

未来の可能性


マクセルはアナログコア技術を活用しながら、これからも長寿命、高耐熱、高出力、大容量の特性を持つ全固体電池の開発を行う方針です。また、次世代の電池技術を通じて、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいくことを表明しました。

[マクセルの全固体電池製品ページはこちら]
[全固体電池に関するお問い合わせはこちら]

製品に関しての詳しい情報や技術的な詳細は、マクセルの公式ウェブサイトで随時更新される予定です。ぜひチェックして将来のエネルギーソリューションに期待してください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
マクセル株式会社
住所
東京都港区港南2-16-2太陽生命品川ビル21階
電話番号
03-5715-7037

関連リンク

サードペディア百科事典: マクセル 全固体電池 PSB401010T

Wiki3: マクセル 全固体電池 PSB401010T

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。