「tetoru」の新たな集金機能導入について
教育分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、株式会社がくどう舎は、SchoolTech事業を展開するClassi株式会社が提供する保護者連絡サービス「tetoru」の集金機能を新たに導入しました。この取り組みは、職員による集金業務の効率化を目的としており、実際に児童クラブの4つの施設での実装が進められています。
集金業務の効率化と環境への配慮
導入された集金機能により、施設職員は支払い状況の確認や未納者への対応をDXによってスムーズに行えるようになります。これにより、職員は日常の業務から多くの手間を削除でき、その分保育活動に集中できる環境を整えています。この流れは、所沢市の教育委員会が2024年度からtetoruの導入を決定した背景にも連動しており、特に小学校との連携が築かれていることが大きなポイントです。
環境負荷の軽減
「tetoru」の導入によって、請求書などの紙に依存した印刷物の削減が行われており、これが結果的に環境負荷の軽減に貢献しています。今後2025年度から本格的に開始される集金機能を見越し、学校との連携が一層進むことが期待されているのです。
tetoruの誕生とその意義
tetoruは「手と手をとりあう」というコンセプトのもと、2022年4月にリリースされました。このサービスは、小中学校と保護者を繋ぐコミュニケーションツールで、すでに全国の約5,000校に導入されています。そのため、児童生徒登録者数も170万人を超える実績があります。このような実績は、保護者と教育機関の連携を強く進める要因となっていることは言うまでもありません。
集金機能が持つ特長
「tetoru」の集金機能にはいくつかの特長があります。以下にそれを紹介します。
1. ペーパーレスと安全な口座振替
保護者はWebを通じて簡単に口座を登録できます。このプロセスにおいて、手続きに紙を使わないペーパーレス化が進み、また普段利用している口座から振替ができるため、より安全性が確保され、現金の管理に伴う不安を軽減します。
2. 幅広い金融機関への対応
集金機能は全国ほぼすべての金融機関に対応しており、保護者は自分が普段使用している金融機関を選択できるようになっています。これにより、新たに口座を開設する手間も省くことができます。
3. 通知機能による入金忘れの防止
引き落とし前に事前通知が届くことによって、保護者の入金忘れを未然に防ぐ仕組みが整えられています。また、未納の場合には迅速に督促通知が出されるため、安心して業務が行えます。
4. 集金業務の自動化
集金業務は金融機関との連携により効率化され、結果消込も自動化されます。そのため、学校職員は確認作業にかかる時間を大幅に削減できます。
Classi株式会社の理念
Classi株式会社は「子どもの無限の可能性を解き放ち学びの形を進化させる」という理念を掲げており、教育プラットフォーム「Classi」を全国の高校や中高一貫校に提供しています。教育現場に、最新テクノロジーを取り入れることで、学生が主体的に学ぶ環境作りを支援することが、彼らの最も重要な目標なのです。今後も保護者向けのサービスや機能の拡充を続けていくことが期待されています。