ニュージーランド貿易使節団が日本のビジネスリーダーとバーチャル商談を実施！

ニュージーランド貿易使節団と日本企業のバーチャル・トレード・ミッション

ニュージーランドが日本のビジネスリーダーたちとのバーチャル・トレード・ミッションを開催しました。これは、コロナ禍にも関わらず、両国の経済的な結びつきを強化するための取り組みの一環です。このイベントには、ニュージーランドの貿易・輸出振興大臣であるダミエン・オコナー氏が率いる使節団が参加し、プレミアム食品飲料、テクノロジー、再生可能エネルギーといった多様な分野から21社の企業が名を連ねています。

オンライン商談の意義

オコナー大臣は、日本がニュージーランドにとって最大の貿易パートナーの一つであり、両国間には長期的な友好的関係が築かれていることを強調しました。特に、新型コロナウイルスの影響で国際的な対面商談が制限される中、バーチャルでの商談開催が重要な手段であると指摘しました。このような商談を通じて、参加企業間での情報交換や協力関係のさらなる強化が期待されています。

両国の協力の背景

今回の使節団には、ニュージーランドの様々な業界のビジネスリーダーが参加。特に、オコナー大臣はCPTPPやRCEP協定などの経済協定が両国の通商関係の発展に寄与していることを挙げ、これらを基にしたさらなるビジネスチャンスの拡大が見込まれています。日本企業にとって、ニュージーランド市場は魅力的な成長の場であり、逆にニュージーランドにとっても日本市場は重要な輸出先です。

使節団メンバーのご紹介

ニュージーランドからは、以下のような企業のリーダーが参加しています：

- Kono NZのレイチェル・タウレレイCEO
- ゼスプリのダニエル・マサソンCEO
- フォンテラのサイモン・タッカー氏
- ANZCOのピーター・コンリ―氏
- Robotics Plusのスティーブ・ソーンダース氏

これらの企業は、それぞれ異なる専門性を持ち、ニュージーランドの多様な産業を代表しています。また、日本側からも21社の経営幹部が参加し、両国間でのビジネス機会の拡大に向けた議論が行われました。

今後の期待

日本市場へのアプローチは、ニュージーランドにとって大きなビジネスチャンスです。特に、ニュージーランドの食品、テクノロジー、再生可能エネルギーは国内で持続可能な成長を目指しており、今後の展開に期待が寄せられています。オコナー大臣のコメントにもあったように、このようなハイレベルな商談を通じて、互いにとって有益な関係を築くことが重要です。