READYFORと八十二銀行が協力する遺贈寄付サービス
READYFOR株式会社は、八十二銀行および公益財団法人長野県みらい基金と手を結び、遺贈寄付分野における業務提携を開始しました。この取り組みは、遺贈寄付を希望する方々に多様なサポートを提供し、社会的な活動を活性化することを目指しています。
遺贈寄付とは?
「遺贈寄付」とは、自分の財産や遺産の一部または全部を、公益法人や学校、病院等の団体に寄付することを指します。日本では、少子高齢化の影響や、終活への関心の高まりから、遺贈寄付に対する意識が徐々に広まっています。特に、昨今増加している一人暮らしの世帯では、自己の資産の活用方法に関心を寄せるようになっています。
2020年7月からは、自筆証書遺言書保管制度も始まり、よりスムーズに遺言を残せる環境が整いつつあります。この制度により、遺言書の紛失や隠匿といった心配を軽減することが期待されています。
提携の詳細
この提携では、八十二銀行が遺贈寄付を考えている顧客に対し、READYFORの『遺贈寄付サポート窓口』や長野県みらい基金を紹介します。当窓口では、公益団体等の寄付先候補をご案内し、顧客の意向に応じたマッチングを行います。さらに、長野県みらい基金への遺贈寄付に関するサポートも実施されています。
READYFORは、2021年4月に遺贈寄付サポートサービスを立ち上げて以来、1300件以上の相談を受けており、顧客一人一人の想いに寄り添ったサポートを続けてきました。これにより、非営利セクターと強い結びつきを築き、社会への貢献を目指しています。
今後の展開
READYFORは、今後も金融機関や士業と連携し、遺贈寄付の推進を進めていくとのことです。より多くの人々に遺贈寄付のメリットを知ってもらい、社会的な活動を活性化することが目標です。また、遺贈寄付に関する相談者が適切な寄付先を見つけることができるよう、「遺贈寄付推進パートナー」としての募集も行っています。興味のある方は、READYFORの公式サイトから申し込みが可能です。
結論
準備が整った制度や新たなサービスを活用して、社会に貢献したいという思いを持つ方々にとって、今回の提携は非常に嬉しいニュースです。遺贈寄付は、自分の意志を形にする手段として、ますます注目されることでしょう。今後もREADYFORの活動から目が離せません。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください
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