鹿島地域の健康増進プロジェクト
2024-07-30 16:55:07

地域住民の健康を支える新プロジェクトが始動、鹿島アントラーズなどが連携

鹿島地域住民の健康寿命を延ばす新プロジェクト



茨城県鹿嶋市、ここに新たに誕生した健康増進プロジェクトが注目を集めています。このプロジェクトは、鹿島アントラーズ、アスリートメッド、オムロンヘルスケアの3社が連携し、地域住民の健康的で充実した生活をサポートすることを目的としています。具体的には、変形性膝関節症などで歩行に悩む人々に向けた介護予防プログラムを開発し、2024年8月からアントラーズスポーツドックにて提供を開始します。

健康課題へのアプローチ



近年、特にシニア層の健康課題解決が地域の活性化には不可欠です。鹿島アントラーズは、これまでアカデミーの取り組みを通じて積み上げてきたノウハウを基に、一般の地域住民に向けてその展開を本格的に図ります。この介護予防プログラムには、鹿島アントラーズが有するアスリート育成のノウハウ、アスリートメッドによる健康課題に基づいた機能改善プログラム、またオムロンヘルスケアの膝専用低周波治療器の活用ノウハウが取り入れられています。これにより、より包括的に地域住民の健康を支えます。

プログラムの詳細



介護予防プログラムは、「膝痛予防」と「歩行改善」を主な目的とし、参加者が無理のない範囲で適度な運動をしながら膝周りの筋力を強化できる内容となっています。また、オムロンの低周波治療器がプログラムに組み込まれているため、運動による負担を軽減しながらも効果的なトレーニングが可能です。

具体的なトレーニング内容には、椅子に座った状態で行う膝周りの筋力強化や、不安定な足場での歩行練習が含まれています。膝痛に悩む60〜70代の方々が多いというデータもあり、膝の痛みが日常生活に与える影響を軽減するためにも、このプログラムの重要性は高まります。

プログラム運営と期待



本プログラムは、かつて鹿島アントラーズで活躍した長谷川祥之トレーナーの監修によるもので、地域に根ざした取り組みとして期待されています。また、提供開始から約3ヶ月後に利用者へのアンケートを実施し、専門家による効果検証も行われるため、プログラムの品質は継続的に改善される見込みです。地域住民の健康課題にしっかりと寄り添いながら、最適なプログラムへと進化していくでしょう。

鹿島アントラーズの小泉社長は、このプロジェクトが地域住民の健康寿命延伸に寄与することを強く願い、その必要性を自覚しています。さらに、アスリートメッドの社長・石嶋氏は、運動習慣を身につけることが地域の人々にとって重要であることを認識し、このプロジェクトの意義を強調しています。

オムロンヘルスケアの岡田社長は、予防医療の観点からこのプロジェクトが地域住民の生活にどれだけ影響を与えられるか、そのポテンシャルに期待を寄せています。彼は、慢性の疼痛が多くの人の日常に影響を及ぼすことを深く理解しており、その解決策としてこのプロジェクトが機能することを強調しています。

まとめ



これまでにない形で地域のコミュニティとアスリートの知識を融合させたこの新たな取り組み。鹿島地域の健康寿命延伸に向けた一歩として、多くの人々に愛され支持されることが期待されます。この取り組みが地域に与える影響を見守りつつ、さらなる健康づくりへと繋がることを願っています。


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