大阪港夢洲コンテナターミナルに新たな港湾情報システム「CONPAS」導入! 搬入・搬出予約システムで物流効率化へ
大阪市は、近畿地方整備局や阪神国際港湾株式会社とともに、コンテナターミナルにおけるゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を目指し、国土交通省が開発した新たな港湾情報システム「CONPAS」を大阪港に導入することを決定しました。
これまで大阪港夢洲コンテナターミナル(DICT)において試験運用を実施してきた「CONPAS」は、令和6年3月29日(金曜日)より本格運用を開始します。
今回の導入により、「搬出入予約機能」、「搬出入情報の事前確認機能」、「PSカード活用機能」、「予約情報・車両接近情報の送信機能」といった機能が実装され、専用携帯端末を活用することで、ゲート処理の効率化が期待されます。
特に、搬出入予約機能は令和6年3月25日(月曜日)から利用可能となり、コンテナトレーラーの到着時間や搬出入作業のスケジュールを事前に登録することで、待ち時間の削減やスムーズな物流フローの実現を目指します。
「CONPAS」の導入は、大阪港の物流効率化を促進し、港湾機能の強化に大きく貢献すると期待されています。
「CONPAS」とは?
「CONPAS」は、Container Fast Passの略で、国土交通省が開発した新たな港湾情報システムです。
このシステムは、コンテナターミナルのゲート処理を効率化し、待ち時間を短縮することで、物流の効率化や生産性向上に貢献することを目的としています。
「CONPAS」を活用することで、コンテナトレーラーの到着時間や搬出入作業のスケジュールを事前に登録することができます。これにより、ゲートでの待ち時間削減やスムーズな搬出入作業が可能となり、物流全体の効率化に繋がるのです。
今後の展望
大阪市は、今後も「CONPAS」の活用を推進し、大阪港をより魅力的で効率的な物流拠点として発展させていく予定です。
具体的には、システムの機能強化や利用促進を図るとともに、関係機関との連携を強化することで、港湾全体の物流効率化を目指していく方針です。
「CONPAS」の導入は、大阪港のさらなる発展に大きく貢献すると期待されます。