群馬県で新しい形の広域避難訓練が実施
2025年9月13日、群馬県桐生市とみどり市の共同で、国内初のブラインド型広域避難訓練が行われました。訓練のテーマは『ワクワク CAMPING ADVENTURE -災害を生き抜く避難所体験キャンプ-』です。主催は、一般社団法人桐生青年会議所で、約120名の参加者が集まりました。この訓練は、災害時における避難の重要性を確認するとともに、新しい技術によって避難所の運営効率を高めることを目指しています。
訓練の目的と背景
近年、自然災害の頻発により、避難時の混雑を解消し、安全な避難を実現するための取り組みが急務となっています。株式会社バカンは、リアルタイムで混雑情報を提供するサービス「VACAN Maps」を活用し、災害時の避難行動を支援してきました。今回は、事前に避難先を知らせずに実施することで、実際の災害時の状況に近い体験を提供しました。
VACAN Mapsと避難者マネジメントシステムの活用
訓練当日、参加者はスマートフォンを使用して「VACAN Mapsにアクセスし、開設された避難所の位置と混雑状況を確認しました。このブラインド型の避難誘導により、参加者は自らの判断で避難先を選ぶという、よりリアルな体験を得ることができました。
さらに、避難所への到着時には、事前準備なしにQRコードをスキャンしてWebフォームを通じて情報入力を行うデジタル受付を実施。職員はPC上でリアルタイムに避難者の入所状況を管理する体制を構築し、避難所運営のデジタル化を証明しました。
訓練の評価と今後の展望
本訓練では、参加者からのフィードバックによって80%が肯定的な評価をしており、特に「待ち時間が短い」と「手順がわかりやすい」との意見が多数寄せられました。このような高評価は、今回の取り組みが参加者にとって有意義であったことを示しています。
さらに、今後はマイナンバーカードを利用した入退所管理や、避難者名簿の作成、物資の必要量予測など、機能を一層強化していく意向です。そして、平常時の公共施設の予約や観光情報の提供など、さまざまなシーンでの活用を目指しています。
実施概要
- - 名称: ワクワク CAMPING ADVENTURE -災害を生き抜く避難所体験キャンプ-
- - 日時: 2025年9月13日(土)
- - 会場: みどり市立大間々東中学校(事前には非公表)
- - 主催: 桐生市、みどり市、一般社団法人桐生青年会議所
- - 参加者: 桐生市・みどり市在住の小学生のいる家族 約120名
- - 想定災害: 洪水・土砂災害
この取り組みにより、バカンは災害時における避難をよりスムーズに、また安全に行うための基盤を築いていると言えるでしょう。今後の展開にも期待が寄せられます。