佐賀県唐津市で毎年恒例の秋季例大祭「唐津くんち」が、2023年11月2日から4日まで開催されます。その中でも特に注目を集めているのは、唐津くんちの二番曳山「青獅子」が制作されてから200周年という重要な節目を迎える今年の催しです。この特別な年を祝うため、JR九州の佐賀鉄道事業部では、筑肥線の列車に特別デザインのヘッドマークを搭載した運行を行います。
運行されるヘッドマークは、全14種類が用意されており、10月11日から11月10日までの期間、筑前前原駅から唐津駅、西唐津駅までの区間で運行されます。これにより、毎回異なるデザインのヘッドマークを楽しむことができ、乗客にとって貴重な体験となるでしょう。昨年に引き続き実施されるこの企画は、昨年が14年ぶりの運行を果たしたことから、多くのファンにとって嬉しいニュースです。
今回の運行では、特に二番曳山「青獅子」が200周年を迎えることから、多くの人々がこの列車に乗車し、祭りの雰囲気を一層楽しむことができる構成となっています。なお、ヘッドマークは303系及び305系の車両には取り付けられないため、運行される車両には注意が必要です。
唐津くんちの魅力を最大限に引き出すこの列車運行は、地元の人々や観光客の心を引きつけること間違いありません。唐津市の観光や文化の深さを感じながら、ぜひこの特別なヘッドマーク付き列車に乗ってみてください。
【運行情報】
- - 運行期間: 2023年10月11日~11月10日
- - 区間: 筑前前原駅-唐津駅・西唐津駅
- - 特別ヘッドマーク: 唐津くんちの曳山デザインの全14種
出発式は行われないとのことですが、各駅での乗車や写真撮影を通じて、唐津くんちの歴史を感じることができます。この機会に、地域の文化と伝統を改めて思い出してみてはいかがでしょうか。お問い合わせは九州旅客鉄道株式会社の広報部または唐津市地域交流部観光文化課まで。