双日テックイノベーションがジュピターコーポレーションにGRANDITを導入
双日テックイノベーション株式会社(以下、STech I)は、商社機能とメーカー機能を併せ持つ株式会社ジュピターコーポレーション(以下、ジュピターコーポレーション)に、国産Web-ERPである「GRANDIT」を導入しました。これにより、業務プロセスの一元化とデータの信頼性向上を図ることが期待されています。
背景となる課題
ジュピターコーポレーションは、宇宙、航空、船舶、自動車、医療と多岐にわたる分野で機器や部品の取扱いを行い、航空機関連の製品設計や製造も手掛ける“メーカー商社”です。最近、基幹システムの老朽化が問題視されており、従来のシステムは一世代前のOSで運用されていました。このため、ソフトウェアの開発言語の古さやメーカーのサポート終了により、運用が困難になっていました。そこで、ジュピターコーポレーションは、販管費と会計処理を連携するために、ERPへの移行を決定しました。
GRANDITの導入によるメリット
GRANDITの導入により、ジュピターコーポレーションでは販売と会計の業務プロセスが一元化され、データの整合性向上が実現しました。これにより、営業収支の精度向上が期待されます。「GRANDIT」は、EDI連携機能を備えており、特に航空機業界のEDIシステムとのスムーズな統合が可能になることで、データ連携の負担を軽減します。
GRANDITの進化と実績
GRANDITは、2003年に設立されたGRANDITコンソーシアムによって開発された進化系ERPで、1500社以上に導入実績があります。経理や債務、販売といった基幹業務をはじめ、BI(ビジネスインテリジェンス)、EC機能、ワークフローなど、多様な機能を標準装備しています。また、最新のマルチブラウザやクラウド対応にも力を入れており、ビジネス環境の変化に柔軟に対応しています。
未来に向けた取り組み
ジュピターコーポレーションは、基幹システムの更新を通じて新たな価値を生み出し、ビジネスの拡大を図っています。今後もGRANDITコンソーシアムと協力し、顧客のニーズに応えるための製品とサービスの開発を続けていく予定です。これにより、日本企業としての成長を支える重要な役割を果たすことを目指しています。
詳細については、STech Iの公式ウェブサイトで確認できます。