神戸市で開催される自殺予防のためのゲートキーパー講座のご紹介

神戸市で初のゲートキーパー講座、あなたも参加しませんか？

自分や大切な人の心の健康を守る「ゲートキーパー講座」が、神戸市内の複数の会場で実施されます。この講座は、悩んでいる人に寄り添い、サポートを提供するためのスキルを学ぶことができる貴重な機会です。

ゲートキーパーとは？

「ゲートキーパー」という言葉は、自殺予防に寄与する役割を担う人のことを指します。彼らは、周囲の人々が話す内容やその変化に気づく重要な存在です。まさに「命を守る」ことを目的とした活動を行い、必要な支援に繋げる役割を果たします。私たちの身近な存在である家族、友人、同僚など、普段私たちが接している人々に対し、どのようなアプローチでサポートすれば良いのか、この講座では実践的な知識と技術を学ぶことができます。

講座の内容

講座はワークショップやロールプレイングを取り入れた参加型の形式で進行します。これにより、受講生はより身近な場面を想定しながら、実際に声をかけたり、悩みを聞いたりするスキルを身につけることができます。これまでの参加者からは、自分自身や周りの人々の悩みを理解し、適切に対応できるようになったという声が多く寄せられています。

日程と申し込み

今回の講座は、9月6日から始まり、計三回の開催予定です。それぞれの講座内容は同じため、参加しやすい日程を選んで申し込むことができます。各回の定員は50名で、先着順での受付となります。受講は無料で、参加者には修了証も交付されます。

- 第1回：9月6日（土）14:00~16:00 あすてっぷKOBE（中央区）
- 第2回：10月10日（金）14:00~16:00 神戸学生青年センター（灘区）
- 第3回：11月14日（金）18:30~20:30 兵庫県中央労働センター（中央区）

今後の予定

12月以降もシリーズで開催予定ですが、細かい日程は確定次第、改めてお知らせしますので、その際にはぜひ確認してください。オンライン研修も予定されていますので、遠方に住む方も参加しやすくなっています。

講師の紹介

この講座を主催するのは、NPO法人ゲートキーパー支援センターの理事長、竹内志津香さんです。竹内さんは公認心理師であり、自殺危機初期介入スキル研究会の認定講師でもあります。2012年にゲートキーパー育成団体を設立し、多岐にわたる講演活動や研修を実施しています。多数のメディアに取り上げられるなど、その活動は広く評判を呼んでいます。