I-PEX株式会社が法務AI「LegalOn」を導入
I-PEX株式会社(以下、I-PEX)は、最近、株式会社LegalOn Technologiesが開発した法務AI「LegalOn」を導入しました。この導入は、業務の効率化を目指す一環として行われており、同社の法務部門における新たな基盤となることが期待されています。
1. I-PEX株式会社とは?
I-PEXは、京都市伏見区に本社を置き、コネクタ、センサー、半導体製造装置などの開発・製造を行っています。自動車部品や精密成形品の製造受託、金型・自動化設備の供給など、多岐にわたる事業内容を展開し、1963年に設立されました。現在、連結従業員数はおよそ4,583名を数え、2024年12月31日の時点での資本金は109億6千8百万円に達しています。
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I-PEX公式サイト
2. 導入背景と選定理由
I-PEXは、近年の急速な経営環境の変化により、契約業務が非常に複雑化している状況に直面しています。この複雑さが、ガバナンスの維持における課題を生んでいます。契約業務の効率化を進めることが求められており、そこで「LegalOn Cloud」の導入が決定されました。「LegalOn」は、契約書の審査・管理や審査案件の業務管理を一元的に行うことができるクラウド型サービスです。
3. 「LegalOn」の機能と今後の展望
「LegalOn」は、法務業務をスムーズに行えるように設計されており、契約書をアップロードすることでAIがサポートします。具体的な機能としては、法務AIチャットボット「LegalOn アシスタント」が搭載されており、契約書に関する質問に対して的確な回答を得られる点が挙げられます。この機能により、法務部門の日常業務が大幅に効率化されることが期待されています。さらに「LegalOn」は今後も機能の拡充や追加が予定されており、法務部門の業務遂行を支える重要な基盤となるでしょう。
4. 法務AIの進化と企業への影響
法務の分野においてAI技術はまだ発展途上ですが、I-PEXはその技術を積極的に活用することで、業務のさらなる効率化と法務人材の能力向上に寄与したいと考えています。今後、企業の法務業務はますますAIに依存していくことでしょう。特に「LegalOn」は、グローバルでの有償導入社数が7,000社を突破しており、その効果が証明されています。
5. I-PEXのこれから
I-PEXは「LegalOn」の導入によって、業務効率化に加え、ガバナンスの強化を図ります。経営環境の変化に柔軟に対応し、事業の成長を支えるための重要な選択と言えるでしょう。AI技術が進化する中、法務業務における新たな挑戦が続くことが予想されますが、I-PEXとしてはこれを機にさらなるイノベーションを起こすことを目指すでしょう。
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