志のぶ幼稚園の試み
2021-04-20 09:00:08

世界OMEPから評価された志のぶ幼稚園のオンライン異文化交流プログラム

世界OMEPが認めた!志のぶ幼稚園の異文化交流プログラム



今年、世界OMEP(世界幼児教育機関連盟)が主催するESDアワード2021において、志のぶ幼稚園がその優れた取り組みにより受賞しました。このアワードは、持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)を推進するプログラムに与えられるもので、世界中の約70か国が加盟しているOMEPによって選ばれたものです。

ESDアワードの意義



ESDアワードは、参加各国が持続可能な教育プログラムを評価し、受賞作品はユネスコの「Education 2030」プログラムへの報告書に掲載されるなど、国際的な舞台での発信が計画されています。この認定を受けることは、他国と貴重な情報を共有し、自国の教育政策にもつながる大きな成果です。

志のぶ幼稚園の独自プログラム



受賞の背景には、志のぶ幼稚園によるオンライン異文化交流プログラムがあります。コロナウイルスの影響で国境を越えた交流が難しい中、幼児たちに異文化を体験させるため、オンラインコミュニケーションを活用したプログラムが開発されました。具体的には、フィリピンやニュージーランド、そして今後予定されているケニアとの交流を通じて、子どもたちは言語や文化を超えた学びを体験しています。

このプログラムの実施にあたり、志のぶ幼稚園は、株式会社シンクアロットと株式会社ぐんぐんと協力し、それぞれの専門知識や技術を大いに活用しました。特に、シンクアロットはオンラインでの国際交流プログラムにおいて豊富な経験を持ち、ぐんぐんはフィリピンとのオンライン英会話を通じて得たコミュニケーション技術を提供しています。

園長の岡秀樹氏は、「オンラインという手段が、ただの教育ツールではなく、世界の子どもたちとの交流の架け橋になると確信しています」と述べ、これからもグローバルな視野を持った幼児教育の実践を続けていく意向を示しました。

株式会社ぐんぐんの取り組み



株式会社ぐんぐんの代表、谷口友洋氏は、「コロナ禍の中で、志のぶ幼稚園と協働し異文化を体験するプログラムを展開できたことに感激しています」と語り、重要なのは、子どもたちに「世界をつなぐ」感覚を与えることであると強調しました。

今後の展望



ESDアワードを受賞した志のぶ幼稚園は、今後もこのプログラムをより洗練させ、国内外の幼児教育関係者に広めていく計画です。園は、このプロジェクトを通じて幼児教育におけるSDGsの基礎感覚を養うことが重要であると考えており、国際的な視点から教育のあり方に挑戦し続ける所存です。

これからも日本の幼児教育のあり方を変えるために、志のぶ幼稚園の取り組みから目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社シンクアロット
住所
東京都渋谷区代官山町18-6 ヴォーグ代官山3F
電話番号
03-5422-3800

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。