次世代の消火器具「ファイヤーショーカスティック」とオプションツール
新たに登場した次世代消火器具「ファイヤーショーカスティック」(FSS)は、初期消火の成功率をさらに高めるための各種オプションツールを発表しました。これらの新ツールは、火災現場での迅速な対応を可能にし、被害を最小限に抑えることを目的としています。2025年1月29日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「防災産業展2025」にて、これらの新機能が披露されます。
「ファイヤーショーカスティック」とは何か
ファイヤーショーカスティックは、従来の消火器とは異なり、無害な不活性ガスを使用して消火を行います。重さはわずか365gと軽いため、誰でも簡単に携帯でき、初期消火を行うことが可能です。従来の消火器は粉末や液体を噴射するため、周囲を汚してしまうことがある一方で、この新しい消火器具は残留物を残さず、二次被害を防ぎます。特に、出火から2分以内という早い段階で消火が行えることが、その効果を高めています。
新たなオプションツールの紹介
1.
エクステンションポールシリーズ:
高所や狭い場所での消火を可能にするこのツールは、FSSを取り付けることで手が届かない場所への対応を実現します。伸縮式で使い勝手も良好です。
2.
ツインパワー:
もし1本のFSSでは不安という方には、2本を同時に使用することができるツインパワーがおすすめ。片手で扱え、もう片方の手が自由に使えるため、非常時に強力な助けとなります。
3.
FSS LIFE KIT:
消火活動だけでなく、火災時に必要な機能をまとめたキット。ホイッスルや保護メガネなど、様々なアイテムが含まれており、火災現場での安全を確保します。
4.
FSSオート(開発中):
配電盤からの自動消火を実現するツールです。火の感知によって自動で消火が行われ、被害を防ぎます。
5.
FSS携行ホルダー:
とてもコンパクトで持ち運びやすいため、事業所や施設で急な火災に備えるのに最適です。
6.
FSSエマージェンシートランク:
必要な消火アイテムを一つにまとめたトランク。持ち運びが簡単で、いざという時の備えになります。
企業と製品の詳しい情報
「ファイヤーショーカスティック」は、世界45カ国で販売されており、日本国内では株式会社TCLがその総輸入販売元です。2024年2月からの販売開始を控えており、特に家庭や法人から高い評価を受けています。
私たちの目標は、FSSの導入を通して国内の初期消火の成功率を上げ、火災による被害を減らし人命を守ることです。火災はいつどこで起こるかわからず、迅速な対応が求められます。火災発生時に困ることがないよう、この新しい消火器具はその役割を果たすことでしょう。
「防災産業展2025」出展概要
会期:2025年1月29日(水)〜1月31日(金)
場所:東京ビッグサイト 南1~4ホール
詳細な情報や最新の製品情報については、公式サイト(
shoka-stick.jp)をご覧ください。