ジェイテックジャパンの新しい取り組み
株式会社ジェイテックジャパンは、最近、Kloud上でのアプリ開発を円滑に進めるために、OSSフレームワーク「Sekiban」を用いた実践的なハンズオン型コンサルティングイベントを開始しました。これは特にドメイン駆動設計(DDD)やCQRS、イベントソーシングを企業が採用するうえでの具体的な方法論を提供するもので、ハンズオン形式での参加が特徴的です。
Sekibanとは?
Sekibanは、C#および.NET 9を基盤にしたオープンソースのフレームワークで、新しいシステム導入を行う企業にとっての強力なサポートツールです。特に、マイクロサービスの導入やレガシーシステムの遷移を行う際にこのフレームワークを使うことで、迅速に環境を整えることが可能になります。実際にこのフレームワークを活用することで、参加企業はシステムのデプロイや運用における課題を効率よく解決できています。
参加者からの声
2025年5月8日、東京都内で実施されたハンズオンセミナーでは、参加した社内エンジニアたちから高い評価を得ることができました。具体的には「社内環境からAzureへ当日中にデプロイできた点が最大の収穫」や「サンプルアプリを使用して、実際にSekibanアプリをデプロイできたことは計り知れない成果」といった回答が寄せられています。また、講師の進行に対する評価も全体で満点を獲得するなど、非常に良好な結果となりました。
セミナーの流れと内容
セミナーはリモート形式で行われ、Microsoft Teamsを用いての講義とハンズオン演習で構成されています。具体的な内容は以下の通りです:
1.
イベントソーシングとSekibanの基礎
2.
Azure App Serviceへのデプロイ方法の解説
3.
CI/CDパイプラインの構築方法(GitHub Actions)
4.
実践:サンプルアプリのクラウド展開&動作確認
セッションの最初には、アーキテクチャやデプロイの概念について詳しく説明され、その後、参加者が実際に手を動かしながら理解を深める環境が整えられています。各プログラムは、参加企業のニーズに合わせてカスタマイズされ、クライアント固有の要件に基づいてコンサルティングが行われます。
企業のニーズに応える
ジェイテックジャパンは、技術導入を検討している企業へ向けて、Sekibanを活用した有償のハンズオンセミナーをさらに拡大していく予定です。最近のニーズに基づいたカリキュラムを策定し、企業が抱える課題に特化した内容での提供が可能です。特に、将来的なAIコーディング支援や生成AIの活用についてもアドバイスしており、リードタイムの短縮に貢献しています。
今回のセミナーは、イベントソーシングに興味はあっても導入に踏み切れない企業にとって、大きな一歩となることが期待されます。興味のある方は、早めのお問い合わせをお勧めします。
まとめ
ジェイテックジャパンの取り組みは、近年のIT業界における重要なトレンドに対応したものであり、企業が抱えるシステム導入の課題に対して価値あるソリューションを提供しています。また、実践的なハンズオンセミナーを通じて、参加者が実際の都度に有用な知識を得られる仕組みを整えていることは、今後の導入支援においても注目のポイントになるでしょう。興味のある方は、ぜひその一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。