武田優作の新作展『gray』が銀座で開催
東京都中央区銀座に位置するギャラリー上田にて、写実静物画家・武田優作の個展『gray』が6月12日から24日まで開催されます。武田は、1989年に山形県で生まれ、横浜国立大学大学院で学んだ後、東京を拠点に活動しています。彼の作品は、観る人に穏やかな安らぎを与えることで定評があります。
武田優作の背景と経歴
武田は2020年に初の個展を開催し、その後、全国の様々なギャラリーや百貨店で数多くの展覧会を行ってきました。2021年には『月刊アートコレクターズ』に掲載され、2022年には美術雑誌『月刊美術』の公募展で入選を果たしました。これらの成果が、多くのコレクターから注目を集める要因となっています。
彼の作品の特徴は、花や果実、ガラス、スイーツなど、多彩なモチーフをリアルに再現する優れたデッサン力にあります。特に、「目に見えぬ光を描く」というテーマのもと、彼は光や空気感を表現し、被写体にさらなる深みを与えています。
新作20点の展示
今展では、油彩の新作を20点展示する予定です。特に注目すべきは、優しさに包まれた日常の一コマを柔らかく切り取った作品群です。背景の微細な光は、観る者に温かい感情を呼び起こし、心に安らぎをもたらします。「紫陽花と小瓶の静物」や「白薔薇と硝子の静物」といった個別の作品には、武田の独自の視点が色濃く反映されています。
展覧会詳細
『gray』の会期は2023年6月12日から24日。展覧会は毎日開かれていますが、日曜日は休館です。会場はギャラリー上田で、入場は無料です。時間は11時30分から18時30分まで、最終日は17時までです。
また、オンライン販売も行われており、ギャラリー上田の店頭及びオンラインストア「PJ Arts Tokyo」で購入可能です。オンライン販売は6月12日12:00からスタートします。
画家の思い
「目に見えぬ光を描く」というテーマは、武田にとって特別な意味を持っており、彼の作品にはあたたかい感情と心の安らぎが込められています。日常を見つめ直し、新たな視点を与えるこの展覧会を通じて、是非武田優作の世界観を体験してみてください。
ギャラリー上田の役割
ギャラリー上田は、1978年創業の現代アートを専門とするギャラリーです。個人の住空間や店舗にアートを導入するアドバイスも行っており、最近では海外留学中のアーティストや障がいを抱えるアーティストの支援にも力を入れています。銀座という文化的な舞台で、アートと日常を結びつける努力を続けています。
展覧会情報・アクセス
- - 会場: ギャラリー上田 〒104-0061 東京都中央区銀座 6-4-7 いらか銀座ビル8F
- - お問い合わせ: 03-3574-7553
- - URL: ギャラリー上田
ぜひこの機会に、武田優作の新作展『gray』を訪れて、彼の描く光の世界を体験してください。