羽田空港第2ターミナルに登場した京料理自動販売機
京料理の老舗、『たん熊北店』が羽田空港第2ターミナルに自動販売機を設置しました。この取り組みは株式会社Cqreeの協力の下行われ、国内外の旅行者に伝統的な京料理を手軽に楽しんでもらいたいということを目的としています。特に観光客が多く行き交う空港での導入は、海外の方にもその魅力を広める良い機会です。
たん熊北店の伝統
『たん熊北店』は「一期一会の心ばせで、真のもてなしを」の理念を大切にし、長い歴史の中で培った技術と真心で京料理を提供してきました。この老舗の味をもっと多くの人々に知ってもらうため、そして遠方にお住まいの方にも手に取っていただけるよう、冷凍自動販売機が設置されたのです。
自動販売機で購入できる商品の魅力
自動販売機で購入できるのは、たん熊北店特製の『豆大福』です。こちらは贅沢な赤えんどう豆がもっちりとした大福の中にぎっしりと詰まっており、甘さ控えめの餡との絶妙なバランスが楽しめます。購入は6個入りで1,000円(税込)から、保冷剤付きのセットも用意されており、こちらは1,200円(税込)です。
個包装されているため、手土産やビジネスシーンでも利用できます。さらに、常温で1~2時間の解凍でちょうど食べ頃になるため、羽田空港での購入後すぐに味わったり、帰宅してからの楽しみにすることも可能です。遠方の方に向けて、保冷剤をセットにした商品も用意されており、安心して持ち帰ることができます。
決済方法の多様化
今回の自販機は、現代のお客様のニーズに応えるため、クレジットカード決済(タッチ決済のみ)や電子マネー、QR決済など、さまざまな決済方法に対応しています。交通系IC(Suicaなど)や楽天Edy、iD、QUICPay、WAON、nanacoの電子マネー、そしてd払い、PayPay、楽天Pay、auPay、AEONPayなどのQR決済が利用できるため、特に外国からの旅行者にも安心して購入していただける環境が整っています。もちろん、VISA、Master、JCB、AMEXなど主要なクレジットカードにも対応しています。
株式会社Cqreeの取り組み
株式会社Cqreeは、2014年に高級弁当の宅配サービス『yuizen』を開始し、47都道府県から選りすぐりの約3,000の飲食店と提携しています。また、コロナ禍においても飲食店支援や出張ケータリングなど、多彩なサービスを展開し続けています。今回の冷凍自動販売機の設置も、その一環と言えるでしょう。
まとめ
羽田空港で『たん熊北店』の味を体験できる自動販売機は、旅行者にとって新しい楽しみ方を提供します。伝統を尊重しつつ、現代のニーズに応える形で進化を遂げたこの取り組み。ぜひ、空港を訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。これまでにない形で京料理の魅力を感じることができるはずです。