どこでも学べる！伊丹デジタルミュージアムが4月オープン

伊丹デジタルミュージアムが2024年4月にオープン！

2024年の春、兵庫県の伊丹市に新たな文化体験の場「伊丹デジタルミュージアム」が開設されます。このデジタルミュージアムは、市立伊丹ミュージアムや伊丹市昆虫館が収蔵する貴重な資料をオンラインで楽しめるプラットフォームです。いつでも、どこでも、誰でもが簡単にアクセスできるこのミュージアムは、芸術や歴史、自然に関する情報が満載です。

様々なコンテンツを収録

伊丹デジタルミュージアムでは、さまざまなジャンルのコンテンツが用意されています。あなたの興味に応じて、コレクション検索機能を使えば、所蔵しているアートや歴史的な資料をキーワードや施設名で楽々見つけることができます。この検索機能があれば、特にあなたが探しているものを見逃すことなく、貴重なコレクションにアクセスできるでしょう。

高精細画像と3Dモデリング

特に注目すべきは、オノレ・ドーミエの油彩画や彫刻を紹介する「ドーミエ・コレクション」です。このコレクションでは、高解像度の画像や3Dモデリングを利用して、ドーミエの作品を詳細に観察できます。画像を拡大することで、筆跡や作品の細部がくっきりと見え、まるで作家の息遣いが感じられることでしょう。また、3Dの技術を用いれば、普段手に取ることができない彫刻を360度から体感できます。

歴史の旅へ

伊丹市には、戦国時代の武将である荒木村重や、江戸時代に酒造業が栄えた地域の歴史があります。これらの歴史を学ぶための「村重と伊丹の絵図」セクションでは、昔の地図と現代の地図を重ね合わせて表示されており、地元の変化を視覚的に理解できます。

動画での文化財紹介

また、伊丹市の酒造りで重要な役割を果たした「旧岡田家住宅」や「旧石橋家住宅」などの文化財も、解説付きの動画で紹介されています。これにより、建築的な特徴や歴史的な価値を深く理解することができます。

昆虫の世界

昆虫好きにはたまらない、伊丹市昆虫館の標本もデジタルミュージアム内で楽しむことができます。高精細な画像を使って告ることで、ミクロの世界に迫ることができ、その美しさや神秘を堪能できます。さらに、昆虫館内の展示室をVRで体験することができるので、自宅にいながら実際の展示室を歩き回りながら学ぶことも可能です。