道頓堀のシンボル「かに看板」65周年
2月1日は「かに看板の日」。道頓堀のシンボルであり、地元の方々に長年愛され続けてきたかに看板が、2024年の2月11日に65周年を迎えます。この特別な日を記念して、道頓堀の活気あふれる雰囲気を楽しむイベントが開催されます。
かに看板の誕生
かに看板は、「かに道楽」の道頓堀本店の開業にともない、1962年に初代が誕生しました。当時はまだ「かに料理」という文化が一般的ではなく、知名度も低かったため、看板に工夫が求められました。白壁を砂浜に見立て、動く巨大なかにの姿を掲げることで、一目でかに料理店と分かるようにしたのです。初代の看板は、10年間、太い針金で作られた骨組みに麻袋を使い、ペンキ塗装が施されたもので、5つのモーターで爪と脚を動かしていました。
看板の進化
初代が1971年に老朽化した後は、グラスファイバー製の2代目かに看板が登場しました。この新しい看板は、高性能のモーターを備え、一回り大きくなって人々の目を引きました。さらに1996年には、現行の3代目が完成し、道頓堀中店や道頓堀東店と共に3匹の動くかに看板が並び、観光客に華やかな印象を与えています。なお、3代目は脚の動きが店舗によって変わるという独自の工夫もされており、観光客が遠くからでもその動きに気づくことができるようになっています。
特別なイベントの詳細
65周年のイベントでは、道頓堀本店で「かに看板クイズ」が実施されます。クイズの正解者には、当店限定の「かにまん」がプレゼントされるという嬉しい特典も用意されています。また、道頓堀の魅力を感じながら、来場者には楽しんでもらえるよう、様々なアクティビティやサービスも提供される予定です。
「かに看板の日」を背景に、道頓堀が再び盛り上がることを願っています。この機会にぜひ、みんなで笑顔溢れる楽しい一日を過ごしましょう!
最後に
かに看板は、道頓堀の歴史を支えてきた象徴であり、地域の活性化に貢献してきました。今後も多くの人々に愛され続け、道頓堀がより一層魅力的な場所になることを期待しています。65周年の節目に、皆さんもぜひ道頓堀に足を運んで、かに看板と共に素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。