外資系ホテルブランドが兵庫県と佐賀県に新登場
IHGホテルズ&リゾーツと株式会社エフ・イー・ティーシステムが提携し、初の外資系ホテル「ANAホリデイ・イン神戸三田」と「ANAホリデイ・イン鳥栖」の開業が決まりました。この新しいプロジェクトは、両市において新たな観光の魅力を創出し、多くの旅行者に新しい滞在体験を提供することを目的としています。
ホテル情報
両ホテルは、従来の施設を大規模に改装したもので、2026年にリブランドして登場します。ANAホリデイ・イン神戸三田は全130室、佐賀県鳥栖市にあるANAホリデイ・イン鳥栖は全126室です。いずれもオープンロビーのコンセプトや、ホリデイ・インブランドの特徴を取り入れた設備が多数用意される予定です。
アビジェイ・サンディリア氏(IHGホテルズ&リゾーツ日本・ミクロネシアマネージングディレクター兼CEO)は、今回のパートナーシップに対し、「新たな成長の節目」と語り、旅行者に新しく魅力的な体験を提供することを楽しみにしています。
旅行者のニーズに応える
ANAホリデイ・イン神戸三田は、自然豊かな環境に恵まれた三田市に位置しており、ハイキングやサイクリング、ゴルフといったアクティビティが楽しめるため、ビジネスだけでなくレジャー需要にも対応しています。
一方で、ANAホリデイ・イン鳥栖は、製造業が活発な地域にあるため、法人需要にも応えるホテルとなるでしょう。鳥栖駅からも近く、交通の便が良いため、ショッピングや飲食店も利用しやすいという魅力があります。
この2つのホテルがオープンすることで、両市に初めて外資系ブランドが誕生し、地域に新たな活気が生まれると期待されています。
ホリデイ・インブランドの信頼性
IHGは、現在日本国内に54ホテルを展開しており、さらに17の新規開業を計画しています。ANAホリデイ・イン神戸三田とANAホリデイ・イン鳥栖は、そのポートフォリオに加わり、ホリデイ・インブランドの信頼性と魅力を地域に広める役割を担います。
このホリデイ・インは、世界中に1,241軒のホテルを展開しているため、旅行者はその安心感から快適な滞在が期待できることでしょう。
今後の展望
新たなホテルの開業は、IHGにとっての成長のチャンスを広げるものです。エンタープライズプラットフォームへの需要が高まる中、リブランド案件としての成果も注目されています。これからも日本国内での存在感を一層強めていく計画が進められています。
地域を代表する新たなホテルの誕生により、旅行の選択肢が広がり、地元経済の活性化にも寄与することが期待されます。それぞれの地域が持つ特長を生かした、魅力的な宿泊体験を提供するANAホリデイ・インに、ぜひご注目ください。