Crewwが東京都のオープンイノベーション支援プログラムに採択
Creww株式会社が東京都が運営する「Tokyo Innovation Base」(TIB)が実施する『TIBオープンイノベーション導入・促進プログラム』の令和7年度の支援事業者に選ばれました。このプログラムは大手企業とスタートアップの協業を推進することを目的としており、Crewwはその重要な役割を担います。
TIBオープンイノベーション導入・促進プログラムとは
東京都は、世界的なイノベーションを生み出すことを目的にTIBを運営しています。TIBは、オープンイノベーションの実現を支援するためのプラットフォームであり、既に令和6年度から本プログラムを開始しています。本プログラムは、スタートアップとの連携を志向する大手企業を対象に、彼らが持つ課題の解決をサポートするために設計されています。
Crewwの役割と支援内容
Crewwは、このプログラムで「本業シナジーコース」の一環として活動を行います。このコースの目的は、本業に即した課題解決を目指す大手企業とスタートアップ間の協力を奨励することです。具体的には、550回以上のオープンイノベーション事業の経験から得たノウハウを活かし、ワークショップやビジネスマッチングを通じて、スタートアップのファーストカスタマーとしての役割を果たします。
本業シナジーコースの詳細
本コースでは、トレーニングが行われ、講座は5回、ワークショップは2回実施されます。参加企業は、個別相談やマッチング支援を受けることで、スタートアップとの連携を具体化し、実装化することを目指します。受講者は、オープンイノベーションを推進するリーダーシップを体系的に学ぶことができ、最終的には成果発表が行われます。これは、TIBやSusHi Tech Tokyoで達成された結果を広く共有する機会でもあります。
プログラムに参加したい企業向けの情報
プログラムは2025年11月下旬から2026年3月まで行われ、参加企業の募集は2025年10月24日から開始されます。オープンイノベーションに積極的に取り組みたい大企業が求められます。参加には5,000円の費用が必要で、募集社数は約5社を予定しています。参加希望の企業は、応募フォームから申し込むことができます。
Crewwの概要
Creww株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、2012年に設立されました。国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営しており、スタートアップコミュニティも構築しています。約9,000社のスタートアップが登録しており、今後もアジア地域でのオープンイノベーション創出を推進するとともに、多様な挑戦をサポートする体制を整えています。Crewwは「大挑戦時代をつくる。」というビジョンのもと、企業や個人の挑戦を支援しています。
Crewwが東京都のプログラムに選出されたことは、スタートアップエコシステムをさらに活性化し、多くの革新を育む契機となるでしょう。東京都とCrewwの連携が、未来のビジネスシーンにどのような影響を及ぼすのか、注目です。