日清オイリオ あぶらミュージアムが誕生
日清オイリオグループ株式会社は、横浜磯子事業場にある工場見学者向けの展示施設をリニューアルし、「日清オイリオ あぶらミュージアム」として2024年2月にオープンします。この新しい施設は、油脂が我々の生活にどのように浸透しているのかを伝えるために設計されており、体験型の展示やデジタルコンテンツを充実させることで、訪れる人々が楽しみながら学べる空間を提供します。
油脂の魅力を体感する
「あぶらミュージアム」の最大の魅力は、油脂に関連するさまざまな体験ができることです。展示は子どもから大人まで楽しめる内容になっており、参加型の体験を通じて油脂についての理解を深めることができます。たとえば、調理の疑似体験やクイズ、ゲームなどを通じて、利用者は実際に手を動かして油脂に親しむことができます。
特に注目は、「コロッケを揚げよう」という体験コーナーです。ここでは、温度と音の観察に基づいて、揚げ物の技術をデジタルゲームとして楽しむことができ、家庭での揚げ物作りに役立つ知識を楽しく学べます。
また、「くらしの中にあるあぶらを見つけよう!」というパネル展示も興味深いです。こちらでは、日々の生活の中でどのように油脂が使われているかを発見できる仕組みになっていて、食べ物から日用品に至るまで、その重要性を理解することができます。
概要と魅力の発信
新しい展示施設の名称には、幅広い年代の方々に対して油脂と日清オイリオに親しみを持ってもらい、新しい発見を得られる場にしたいとの願いが込められています。さらに、ロゴデザインは社員の意見を取り入れ、油脂が生活をカラフルに彩る様子を表現しています。これにより、訪者は単なる学びにとどまらず、感情的にもつながりを感じられることでしょう。
予約制の工場見学
あぶらミュージアムは工場見学を予約した方のみアクセスが可能で、個別の見学は受け付けていません。8名から20名までの団体が完全予約制で工場を見学できる形式となっていますので、訪れる際は注意が必要です。詳細の予約は公式サイトで確認できます。
この新しい取り組みは、油脂に関する知識を深めながら楽しい体験を提供し、持続可能な未来に向けた日清オイリオの姿勢を伝える役割を果たしています。さて、あなたもこの新たな体験を通じて、「あぶら」の世界に触れてみませんか?