競争力を高める新プラットフォームの登場
トレードワルツは、穀物や油糧種子の輸入に関わる複雑な情報流通を効率化するために、「TradeWaltz for Grain Importers(TGI)」という新しいプラットフォームの提供を2026年1月から開始すると発表しました。このプラットフォームは、商社やサイロ運用事業者などの異なる企業間での情報の一元管理を可能にし、業界全体の業務効率を大幅に向上させることを目的としています。
商社とサイロ会社間の課題
穀物・油糧種子の輸入は、日本国内での食生活を支える重要なプロセスです。しかし、これまでの取引では、商社とサイロ間の情報連携に依存する電話やFAX、メールといったアナログ的な手法が多く、業務の効率が悪化していました。例えば、天候や港湾の混雑などで本船の遅延が発生すると、その都度複数のサイロ会社に個別に連絡をしなければなりませんでした。
これにより、情報の非効率的なやり取りが業界全体の課題として浮き彫りになっていました。TGIは、そうした問題を解決するために設計されたプラットフォームです。
TGIの機能と利点
TGIでは、商社とサイロ会社間での情報連携時間を削減するために、以下のような機能が用意されています。
- - 本船情報のリアルタイム共有:本船の動静、積荷の内容や数量などをリアルタイムで共有し、荷役スケジュールを簡素化します。
- - 貿易書類の一元管理:船荷書類や通関書類を一元的に管理することで、書類の効率的な管理を実現し、コンプライアンスリスクを低減します。
- - コミュニケーション機能:本船に関連する情報の全てを統合し、リアルタイムでの情報共有や調整が可能です。また、過去の情報ややり取りを自動的に記録することで、業務の平準化を図ります。
このような機能により、TGIは日本の食糧供給の安定性を高め、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。
セミナーでの発表
さらに、2026年1月28日(水)に予定されている商用ローンチセミナーでは、農林水産省の担当者やトレードワルツの代表が登壇し、TGIプラットフォームの詳細や業界への影響について説明します。このセミナーはオンラインで行われ、誰でも参加申し込みが可能です。
結論
トレードワルツは、平成10年度までに貿易取引の10%をデジタル化するという国の目標に貢献し、日本の穀物輸入業務の効率化に取り組んでいます。TGIは、情報のリアルタイム共有により、業務の効率化とコスト削減に寄与し、さらなる進化が期待されています。今後も日本の食糧安全保障を支えるために、より良いサービスを提供し続けるでしょう。
詳しくは
トレードワルツ公式サイトをチェックしてください。